テレビでもネットでも、本でも、様々な健康法が紹介されていますね。
・朝食を抜くべき?
・お水は2リットル? 3リットル?
・肉や魚は食べない?
・炭水化物はカットするの?
・野菜には火を通さない方がいい?
などなど、たくさんあります。
腸セラピーの個人サロンに来てくださるお客様は、健康に対する意識が高い方が多いので、すでに色々な健康法を試されていらっしゃる方も少なくありません。その中でご自身に合うものに巡り合えればいいのですが、たくさんありすぎてどれがいいのかわからない! というお声もいただきます。
もし、あなたも健康法に迷われていらっしゃるのなら、この記事はきっとお役に立ちます。
どの方法がいいのかという正解ではなく、迷ったときの考え方、判断の仕方をお伝えしますね。
数ある健康法に迷ったら
そもそものお話しですが、健康の三本柱は「栄養・運動・休養」です。
休む時間を確保せずに、自分が楽しいからだとか動けるからといった理由だけで運動し続けると、知らず知らずのうちに体調不良が現れます。
例えば筋トレ自体はいいことなのですが、使った筋肉を休める過程がなかったり、プロテインをお水代わりのように飲むことによって、肝臓や腎臓を疲れさせてしまいます。
肝臓や腎臓の不調は、生活の中で痛みとしては感じられません。尿検査や血液検査などで初めてわかることもありますし、冷えや便秘など、肝臓や腎臓の不調からとは思えないような症状が出ることも珍しくありません。
まずは、栄養・運動・休養のバランスを見直しましょう。
栄養は、本やネット、各講座などで、独学できる時代ではありますが、その食事法があなたに合っているかは別問題です。
例えば「野菜は生の方がいい」と学ばれた方がいらっしゃいましたが、根菜類を生で食べることは難しいので、結果的に体が冷えてしまったケースがあります。食べ物に関しては、何かに偏らないことをおすすめします。
運動も得意なものに偏ったり、無意識のうちに筋トレのフォームがズレていたりすることもあるので、時々客観的に見てもらうのがいいですね。
自宅から駅まで毎日歩いているという方、散歩をよくするという方も多いのですが、歩行で筋トレはできませんので、せめて階段を使う習慣をつけましょう。スクワットもいいですが、その効果を得るためには、前屈をして中指が床につく程度の柔軟性は必要です。
休養
シャワーで済ますのではなく、湯船にゆっくり浸かることは必須です。「じっと浸かっていられないからスマホをお風呂に持ち込む」という方もいらっしゃいます。そうするとリラックスできる気がしますが、脳は興奮状態にあります。
寝る前にスマホをいじることも避け、なるべく電子機器から離れる時間も作りましょう。
「腸活」は“ゆるさ”を大切にしています
お水を飲んでください、夜は寝てください…といったことはお伝えしますが、一番大事なのは、心地よさを感じること。
ああでないと、こうでないとと縛り付けると、それが習慣になった時、おそらく不便さを感じると思うのですね。
お水のメーカーや浄水器まで決めてしまったら、海外旅行どころか国内旅行も不便です。
もっと原点に帰る気持ちで、人間も動物であること、地球の一部であることを思い出し、なるべく引き算で取り組むのが腸活です。
ご自身にあった健康法がわからなくなったら、ぜひセラピストにご相談くださいね。
毎月1日に腸活の無料配信を行っております。こちらからご登録ください。