食べ物に気を付けたり、腸もみをしたりといった「腸活」は、取り組んだのはいいけれど、いつまですればいいのでしょう。
この答えとしては、「一生」です。
高齢になったら、「この先もう長くないのだから、好きな物を食べて自由に生きたい」と思われる方は多いと思いますし、その気持ちはとてもよくわかります。それでも私が「一生」と言う理由と、その仕方には、2通りあることをお伝えしたいと思います。
腸活は、“自然に続く”と私は思っています。
例えば私の場合ですが、昔はよく飲んでいた缶コーヒーは、今は全く飲めません。「ちょっとくらい飲んでも、問題ないよ」と言われても、もう身体が受け付けなくなっています。もう、頭で考えてのことではないんですね。
「私は昔から好きだから、これだけはやめられない」と思うものがあったとしても、適切な腸活に取り組めば味覚が変わるので、「絶対やめられない」はないと思いますよ。
では次に、「腸活の仕方は2通りある」について、書いていこうと思います。
腸活の仕方は2パターンある
今、体調不良がある場合
何かしらの体調不良がある場合は、まずは短期集中で“しっかりと”腸活に取り組むことをお勧めします。
「なるべくパンを控える」という曖昧な目標ではなく、「2週間はパンをやめる」とか、毎朝パン食だった方は、「朝ご飯のパンは(せめて)土日だけにする」というように、他人がそれを聞いてマネできるくらい具体的に決めましょう。
これくらい“しっかり”取り組まないと、不調から改善への変化は現れません。大変かもしれませんが、その代わり「短期集中」でいいんです。
健康管理が目的の場合
特段、不調がなくて、健康管理として腸活に取り組む場合は、なんでもいいので毎日できる事に取り組みます。
体調不良を改善する「短期集中の腸活」が終わった方も、こちらに移行します。
例えば、毎朝最初に口にするのはお白湯だとか、添加物のない調味料を揃えるとかですね。
食べ物だけでなく、寝る時間にも気を配ることは、腸活のひとつです。
腸活に終わりはない?
腸活に終わりはありません。ということは、すごく特別なことではないのですね。
むしろ、「腸活」という言葉がなくなってもいいくらいだと思っています。それくらい腸活って、ものすごく当たり前の健康法だということが伝わればいいなと思って書きました。