平成31年の経済産業省がまとめた調査によると、健康経営の取り組みで関心の高いものは
「女性特有の健康問題対策」が56%を占めました。
これまでは特に男性のメタボ対策に力を入れていたところが多かったようですが、今回はこのような結果になりました。
(経済産業省のPDFデータ)
女性特有の月経随伴症状などによる労働損失は、なんと、4911億円とのこと。
金額が大きすぎてピンと来ないかもしれませんが、一人ひとりの月経に関する不調は、甘く見ない方がいいということです。
まだまだ男性が管理職を務めることが多い日本では、男性にはなかなか理解してもらえないからこその現状だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この調査では、「女性自身の知識不足」も課題と出ています。
実際に、ヘルスリテラシーが高い女性の方が、仕事のパフォーマンスが高いことがデータとして浮き彫りにされたのです。
「上司がわかってくれない」
「私がやらないと会社がまわらない」
このようなことを言いながら、ご自身の身体を犠牲にしていませんか?
気合と根性で乗り切るのではなく、きちんと健康に関する知識を身につけましょう。
そうすることで、あなた自身の健康を守ることはもちろん、比例して仕事のパフォーマンスも上げていくことができるのです。
この記事では、女性特有の不調におすすめの腸活をご紹介します。
今、目立った不調がなくても、女性全員に覚えていただきたい内容です。
女性特有の不調改善のカギは「小麦製品」
腸セラピーサロンにも、生理痛緩和を目指していらっしゃるお客様もご来店いただいてます。
痛み止めを飲まないようにしたい、生理周期を整えたい、という声が多いです。
そこでまず、お伝えしているのは、食品選びです。
出来るだけ、小麦製品を減らしていきましょう。具体的にはパンやパスタですね。
いきなりゼロにしようとすると、ストレスがかかると思いますので、まずは「ご飯を選べるときはご飯にする」ところから始めてみましょう。
糖質オフをうたっているパンも販売されていますが、キャッチコピーは当てにならないことが多いので、注意が必要です。
平日はご飯とみそ汁、土日だけパン…と、計画的にパンの割合を減らしてみるのもいいですね。
小麦製品の摂りすぎは、腸に負担をかけてしまいます。
免疫力を司る腸に負担をかけてしまうと、もちろん体調不良につながりますよね。
お薬を飲む前に、まずは口に入れるものに気を付けてください。
女性が大好きなパンやパスタも、食べ過ぎはあなたの体調を崩します。
オンラインで布ナプの使い方をお伝えします。
生理痛など不調がある方のお役に立てる内容です。