長時間つけっぱなしにしても、もれずに安心といわれている生理用の紙ナプキン。
ドラッグストアで安く手に入るので、みなさん当たり前に使ってきたと思うのですが、ここ数年で「布ナプキン」を使う人も増えてきました。
腸セラピーサロンのお客様も、「気になっているけど、使い方や洗い方がわからなくて不安」という方が多いです。
また、布ナプを販売しているお店は当然、推奨する記事を書いていますが、
「布ナプをつけると月経が軽くなる」という意見や、
「布ナプをつけたら良い影響があるというのは気のせい」とする意見もあります。
このどちらも医者が発信している意見ですが、逆のことを言っていますよね。
では結局、布ナプキンは身体にいいのか? それとも、特にメリットはないのか?
あなたは使ったことはありますか。
あなたの周りに、布ナプを使っている人はいるでしょうか。
この記事では、
・布ナプを使った人の感想
・メリットとデメリット
・布ナプを使っても生理痛などがよくならない原因 をご紹介しますね。
布ナプを使った人の感想
実際に布ナプキンを使ってみた方の声を、ご紹介します。
・あたたかい、心地よい
・かゆみがなくなった
・もう、紙のナプキンに戻れない
・自分を大切にしている感覚がわく
・体調にもっと気を遣おうと思うようになった
・気になる臭いがなくなったことが快適
メリットとデメリット
・気になる臭いやかゆみ、かぶれがない(身体にやさしい)
・ゴミが出ない(環境にやさしい)
・長い目で見てお得(財布にやさしい)
臭いやかゆみ、かぶれの原因はムレです。
紙ナプキンに使われているビニール素材が湿気を外に出せず、ムレが発生してしまいます。
デリケートゾーン用の軟膏が売られていますが、かゆみやかぶれの原因は、あなたの肌が弱いわけではないのです。
ドラッグストアで買う方が1枚あたりはもちろん安いですが、洗って何度でも使える布ナプキンの方が、長い目で見てお得です。
・慣れるまでは、洗うことが手間に感じる
デメリットがあるとすれば、これに尽きるのではないでしょうか。
手軽にポイと捨てていたものを、自分の手で洗うので、初めは面倒に感じるかもしれませんが、ほとんどはつけ置きで済みますよ。
布ナプを使っても生理痛などがよくならない原因
最初のハードルとして「洗う手間」が挙げられるにしても、布ナプ自体にデメリットは見当たりません。
「生理痛が改善された」というお友達の感想を聞いたことがきっかけで、生理痛解消を期待して布ナプを使い始める方は多いと思います。それなのに、なぜ、布ナプを使っても「生理痛が改善されない」などの声があがるのでしょうか。
布ナプを使う時期、つまり、月経のある期間は1カ月あたり約1週間。
月経はそれまでの体調管理の通信簿といわれていますから、1週間だけ布ナプを使ってもケアが不十分なのです。
食生活や睡眠、入浴などの生活習慣を見直し、体質改善をしていきながら布ナプを使うことが効果的。実際に、生理痛のときに飲んでいた痛み止めを手放せた方はたくさんいらっしゃいます。
そこでオススメなのが、布ライナーの使用と腸もみです。
月経のないときは布のライナーを使い、毎日身体を温めましょう。
さらに腸もみをして、子宮を守ります。生理痛の原因は、何らかの影響で横行結腸(大腸の一部。胃の下あたりを右から左へ通っています)が下垂し、子宮を圧迫することも考えられるからです。冷えは女性の天敵ですから、腸もみをすることで血行促進も期待できますよ。
布ナプの使い方をもっと具体的に知りたい方は、こちらをどうぞ。
オンラインで開催しますので、ご自宅から受講可能です。