あなたの身近な5人の平均収入が、あなたの収入であるという話を聞いたことはありますか。
これは収入だけでなく、価値観や性格などもあるらしいのですが、「あなたの周りの5人の平均があなたである」というのは、アメリカの起業家ジムローンという方の言葉です。
仲のよい人ということではなく、好き嫌い関係なく、あなたに近い人です。
毎日職場で顔を合わせる人と同じような年収であろうことは、簡単に想像できますよね。
コロナ渦において、ニュースを見ながら政治家たちの対策に文句を言い続ける人はいるでしょうし、「自分は大丈夫だから」と周りへの影響を考えず行動している人もいたり、一応状況はチェックしていても自分の仕事や日常に淡々と向き合っている人もいるでしょう。
考え方や物事の捉え方は人それぞれだとは言いつつも、自分のとは違う価値観に触れる機会は、意外と少ないのかもしれません。
もし、違う価値観に出会えたとしても、私たちは無意識にそれを排除しているかもしれませんよ。
これって、とてももったいないこと、損をしていることになるのは想像できるでしょうか。
「知らない」=「悪」ではない
人は自分が知らないことに関しては、まず疑うクセがあります。
何それ? 大丈夫なの? 怪しくないの? といった感じですね。
特に日本人はだいたいみんな肌も目も髪も同じような色ですし、地域によって多少文化の違いはあれど、宗教観もそれほど表に出ていないので、「みんな一緒」の中で育ってきました。
日本人を表現する言葉として、沈没する船を舞台に「みんな海に飛び込みましたよ」といえば日本人は飛び込むというのもありますよね。
(アメリカ人は、飛び込むとヒーローになれますとか)
みんな一緒がベースなので、自分が知っていることはみんな知っている=常識、知らないことは非常識だと思う人も少なくありません。
一方で、はじめに書いたとおり、周りの5人の平均があなたなのであって、その向こう側にはまた別の世界があるのです。
もし、今の時点であなたの周りに健康や腸活に興味がある人がいなくても、腸活に取り組んでいる人やヘルスリテラシーの高い人の中に入ってしまえば、当たり前や価値観が変わってきます。
年を取れば病気をする、40歳を超えたら体にガタが来る…。これらは私が実際に耳にしてきた言葉ですが、そう思い込んでいる人の輪に入らなければ、新しい価値観を想像することができると思っています。
腸内環境は多様性が大事なので、人の多様性を受け入れることも腸活一つです。
年をとったからといって、病気になるのが当たり前ではありません。
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