腸もみ(腸セラピー)がオススメな症状は、便秘だけではありません。お腹がゆるいときにも受けていただきたいものです。
ところが、「お腹がゆるいときに腸もみをすると、余計に便が出てしまうのでは?」と心配される声をいただくこともあるので、今日のブログではそのご説明と、お腹がゆるいときの注意点をお話ししたいと思います。
まず、腸もみって「お腹をもみほぐす」のですが、もんだからといって、その刺激や圧で便が出るということはありません。
それで出たら便秘だって1回で治ることになりますし、手が直接内臓(腸)を力で押しているのではないので、施術中にトイレに駆け込む…ってことは、ないと思います(あったとしても、行っていただいて構いません)。
胃腸にとってリラックスすることは非常に大切なので、腸もみをすることで身体の緊張を解き、リラックス効果を高めようというのが1つの狙いです。
なので、まずはお腹がゆるくなって気を張りつめているところから、余計な力を抜いていきます。
そしてじわじわと温めることで、腸の本来の力を取り戻して、下しやすい状態を落ち着けていきます。
では、お腹がゆるいときに注意してほしい点をお伝えしますね。
お腹を下しやすいときの注意点
腸を整えようと、食物繊維が豊富な食材を選ばれるかもしれませんが、それはほどほどに。
胃腸が弱っている状態で、食物繊維が豊富な食材を摂ると、刺激が強くなることがあります。
お味噌汁をゆっくり飲んで、お腹をあたためることを意識しましょう。
そういう意味では、果物などは身体を冷やすことがあるので、要注意ですね。
そしてこのブログでは何度も登場していますが、「足元・ふくらはぎ」を温めてください。
お腹だからといって、他の部位は関係ない訳ではありません。血行をよくするのに“第二の心臓”ふくらはぎは欠かせません。
肺も大事
お腹がゆるいということは、大腸がお疲れだと考えられるのですが、東洋医療では「大腸」と「肺」は同じグループです。
そこで、しっかり深呼吸をして、肺も元気に使っていきましょう。
迷ったらまず、腸セラピストのところへ
自分なりに気を付けてみたけど、よくならない…
病院に行ったけど異常なしと言われた…
そんな方は、一度腸セラピストにご相談くださいね。