幸せ腸セラピー協会の腸セラピスト養成スクールでは、あえて何度も実技練習を行います。
1日に何時間も割いて練習しても、手には馴染みません。覚えたつもりでも、自宅に帰ると忘れたり、家族に腸もみの練習を繰り返しているうちに、徐々に自己流になってしまったりするのは当たり前。
なので、あえて複数回に分けて、腸もみの練習を行うのですね。
先日、この「何回も練習する」ことの大切さを実感したので、そのお話しをしたいと思います。
腸もみ実技2回目のとき
腸もみの実技を初めて学んだ受講生さんは、練習としてしばらくご家族(主に旦那さん)に腸もみを行っていたそうです。ご家族の反応も特段悪くない、こんなものかなという感じだったそう。
そして腸もみ実技2回目でいらした際、私に施術していただきました。この受講生に限らず、実技2回目のときに私が必ずといっていいほど伝えるのが…「速い!もっとゆっくり!!!」
腸もみで行うこと自体はわりと単純なので、ついつい速くなってしまうのは想定済みです。
ここで「速いからもっとゆっくりして」と注意するだけではなく、私が受講生にその施術を再現します(仕返しじゃないよ)。すると「速い施術がどれだけ不快か」を体で覚えるので、身をもって理解してくれるのです。
腸もみを受けるとどんな感覚になるのか、どうすれば不快になるのかを、セラピストは理解しておく必要があると考えます。
また案の定、「自己流」になっている部分もありましたので、時間が許す限り、練習を繰り返しました。
腸もみ実技3回目のとき
腸もみ実技3回目でご来店の受講生さんから、嬉しいご報告をいただきました。
2回目の練習で帰宅後、すぐに旦那さんに腸もみをし、「これが正しいやり方だから、ここからズレたら教えて」と伝えられたそうです。この方法、素晴らしいですよね!客観的に見てくれる人がいると、軌道修正しやすいですから。
そして学び直した腸もみを旦那さんにすると、お通じの状態がとっても良くなったらしいです!
腸もみは何度も行うから身につく
腹部はとても狭い範囲ですが、人それぞれ骨格や肉付きは異なります。
どんな体格の人が来られても安全に腸もみができるように、わかるまで説明しますので、ご安心ください。
どんなにオンラインが進んでも、人の身体を触る技術は、直接触れ合って学んでいきましょう。
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