幸せ腸セラピー協会の腸セラピスト養成スクールでは、カウンセリング方法も学びます。
当協会のカウンセリングは「カウンセリングシート」を用いずに行うのが特徴ですが、もちろんスクールを卒業した後にシートを作成したい方は、自由に作っていただいて構いません。
※ここで言う「カウンセリングシート」とは、お客様がマルをつけるなど記入するシートのことを指します。
シートを使ってはいけない、というわけではないですよー。
どのようなカウンセリングを行うか、詳しくはスクールでお伝えします。
このブログでは、なぜカウンセリングシートを使わないのかについて書いていきますね。
声のトーンや話し方からも観察できる
カウンセリングシートを使っても、もちろんセラピストはお客様と必ず会話をするのですが、何もない状態で行うことで、お客様の言葉のチョイスや声のトーンなど、より多くの情報をキャッチできるんですね。
例えば、便秘ひとつとっても、どれくらい苦しくてツラいのかといった気持ちの部分は、シートだけではわかりづらいです。
お客様が自身の言葉で話されるからこそ、ぽろっとお客様が心の内を打ち明けてくださることもあります。「腸とは関係ないかもしれませんが、鼻炎も気になって…」といった具合に。
鼻炎も腸活に取り組めば改善の余地は十分にあるのですが、多くのお客様は「便秘だから腸セラピーを受ける」と思われる方が多いのが現状です。
また、東洋医学を学ぶと、声のトーンからも健康状態がわかるようになります。なので、なるべく多くお客様にお話しいただいた方がいいのは間違いありません。
悩みがなくても腸もみを受けていい
一般的にカウンセリングシートって、病院の問診票みたいに、健康状態を観察するツールですよね。
ところが私は、体調不良がなくても腸もみを受けていいと思っていますから、休息をとる感覚で寝てもらって構いません。
また、肩こりなどの気になる点があったとしても、「肩こり解消目的で来ているわけではない」ということもあると思います。
理屈では、肩こりにも腸もみはオススメですが、お客様にその意思がなければ、わざわざ肩こりに焦点を当てなくてもいいのではないでしょうか。
ちなみに私が最初にサロンをオープンしたのは神戸市内なのですが、福岡県からお越しくださったお客様がいらっしゃいます。
その女性は、神戸観光のひとつに腸セラピーサロンを加えてくださったんですね。
そんな経験をした私も鹿児島を旅行した際、個人のリラクゼーションサロンに行きました。
「大阪から旅行で来まして…」とセラピストさんにお伝えしたら、とても喜んでくださり、「楽しんでいってくださいね」と温かいお言葉もいただきました。
フリートークではないから安心
シートに沿って話しを進めるのではありませんが、カウンセリングの決まった流れはありますので、スクールでしっかりお伝えします。
話術がないとできないというわけではありません。ご安心くださいね。