お腹の調子を整えたり、健康維持としての腸活に関心がある方は、まず食事を見直されると思います。
ヨーグルトは積極的に勧めることはありませんが)、納豆やキムチなどの植物性発酵食品は多くの方が勧めますし、高価なものでも、季節に左右されるものでもないので、意識して召し上がる方も多いのではないのでしょうか。
特に納豆は昔から健康食として知られています。ご飯のお供にされる方もおられるかもしれませんね。
ところがそんな納豆でさえ、毎日食べることには注意が必要です。
納豆ではないけれど、よかれと思って、ある食品を毎日食べている…という方も、読んでいただきたい内容です。
身体にいいものでも「ずっと同じ」が要注意
幸せ腸セラピー協会が取り扱う『腸内DNA検査』を受けられた方が、まさにそうでした。
どういうことかというと…
ご本人は「健康に気を遣っているわりには、体調は万全とは言い切れない」状況だったそうです。
検査結果を見たところ、悪玉菌が多いわけでもなければ、善玉菌がめちゃくちゃ少ない…とも言い切れない。もう少し丁寧に見ていくと、多様性が乏しいことがわかりました。
腸内細菌って様々な種類がたくさん生息しているのが健康な状態なんですね。
一方、この方は、同じグループの細菌がたくさんあって、似た者同士ばかりが集まっていたような腸内環境になっていたんです。
日本全国から50人を集めようとして、その内訳として「47都道府県から1人はまんべんなく集まってほしい」のに、蓋を開けてみたら「50人中30人が首都圏の人だった」みたいな感じです。この例え、伝わりますか?笑
これは日々、同じものを食べていると起こり得ます。
ルーチンとして「朝はこれ、昼はこれ」といった具合に、いつも同じ(ような)ものばかりを食べていると、それがいくら「体にいい食べ物」であったとしても、多様性に乏しい腸内環境になってしまいます。これでは真の健康は手に入れられません。
この方はこれから、なるべく色々な物を食べて、様子を見ることになりました。
大きな不調が出てくる前に、こうして身体の内側から観察することができます。
特段、お腹の調子が悪くなくても、年1回の健康診断感覚で受けてみるのもオススメです。
やっぱり、何事もバランスですよね。何度も言ってますが。