訪問介護と介護施設夜勤をしながらのサロン開業
いきなりサロンだけで食べていくことは難しいので、訪問介護(ヘルパー)と、介護施設での夜勤をしながらのサロン開業でした。
ただ、私が腸もみを学んだ理由が「介護をするのではなく、介護予防をしたい」という想いに完全に傾いていたことと、夜勤とヘルパーをしながらサロンという体力仕事の3つの草鞋状態が、精神的にも体力的にもキツかったです(自転車をこぎながら、これは「行き」なのか「帰り」なのか朦朧としたことも)。
当時はFacebookとアメブロを使った「SNS起業女子」が爆発していた頃ですね。
起業2年目は結婚を機に拠点を神戸から大阪に移し、アロマを取り入れたりして再出発。
東洋医学のエッセンスを濃くしていったのは、夫が鍼灸師・按摩指圧マッサージ師である影響です。
陰陽五行やツボのことはもちろん、身体の仕組み、自律神経などについてもさらに理解を深めることができました。
(腸もみに腕のアロマトリートメントを足したのも、アドバイスをもらったからこそ)
夫は医療知識が非常に豊富なので、様々な症状についても相談できる心強い存在であることは言うまでもありません。
テレビでも(ようやく!)腸活や腸もみを取り上げたことによって、お客様が「腸もみ」で検索し始めたのは2018年頃。
大阪府以外からの遠方からもお客様がお越しになる嬉しさと同時に、腸もみサロンがもっと増えた方が、結果的に多くの方に腸もみを届けることができると気づきます。
生活圏内にないもの、情報としてないものは、知らないままですもんね。
競合だとか言っている場合じゃなくて、腸セラピストが全国に増えた方が「腸もみ」を知る人が増え、「腸活」が健康管理の当たり前になる。
開業前に考えていた「介護予防」も、私ではなく介護職員の方が腸もみを出来るようになる必要があるんですよね。(私が介護施設で入居者様に腸もみができるとは到底考えられないので)
セラピスト養成スクールの意外な始まり
そんなことを考えていたら、「腸セラピスト養成スクールを開講してほしい」と、人づてでお声がかかりました。
「美容サロンに腸もみを導入したいから、従業員を一人行かせます!」と。笑
サロンオープンに合わせて慌ててテキストを作りましたし、従業員さんは毎日通って習得されました。
これを機に、翌年(2019年)正式に腸セラピスト養成スクールをスタートさせると、あっという間に受講生さんが来てくださり、1年目で12名の卒業生が誕生しました。
こんなにすぐに10名以上の方が来られるのは想定外だったので、これはきちんと形にしようと、2020年に「幸せ腸セラピー協会」を設立し、秋にはこのホームページを開設。
同じ価値観を持つ経営者との出会い
協会を設立し、きちんとホームページを開設すると、一緒に仕事ができる方々とも出会えました。
腸内DNA検査の取り扱いを始めたのもその一例です。
みんなで腸内細菌の勉強会に参加したり、腸と言えばこの方・
藤田紘一郎先生のシークレット講演会にも、主催者からお声掛けいただきました。
私一人では見られなかった景色が、同じ価値観を持つ方々と出会うことで見ることができています。ありがとうございます!
引き続き、幸せ腸セラピー協会をよろしくお願いいたします。