「腸活」に限らず、健康のことを考えれば水分補給はお水で摂っていただきたいものです。とはいえ、お水を飲む習慣がないと、味のないものをこまめに摂るのが難しいのもわかります。
私も子供のころに親から水を飲むように言われた記憶は全くありません。いつも出されたのはお茶です。
ジュースを買ってもらうこともほとんどなかったので、お中元やお歳暮で届く缶ジュースが楽しみでした。夏の冷蔵庫にはカルピスがあり、おそらくそれだけが親が認めたものだったかもしれません(笑)。
ちなみに中学生の時、友達と一緒に自販機でコーラを買ってみましたが、子供の私にも甘ったるく感じて、それ以来は飲めていないのですが、炭酸が爽快な気分にさせてくれるというのはわかります。
では、「炭酸水」って腸活的にいいの? と聞かれる声も少なくありません。水を飲むのはまだ難しいけど、炭酸水だったら飲める! とおっしゃるんですね。
コーラのような甘さはないし、シュワシュワが気持ちいいし、なんだかぐびぐび飲めちゃう。
この炭酸水、メリットもデメリットも両方あるんです。で、結局どうしたらいいのかってところも含めてお伝えしていきますね。
炭酸水のメリット
それは間違いなく、あのシュワシュワ爽快感! さっぱりしますよね。緑茶を飲むとほっとするのに対し、炭酸水を飲むとシャキッとするというか。だから、メリットはあるんです。
また気持ちの問題だけでなく、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動も活発にしてくれ、老廃物の排出がスムーズになるので、便秘の方や肌荒れでお悩みの方にもオススメです。もちろん、無糖を選びましょう。
炭酸水のデメリット
メリットも度を超えるとデメリットに転じます。つまり、腸の刺激が過剰になると、下痢や腹痛を起こすこともあります。またたくさん飲み続けると、身体が酸性に傾いてしまいます。(健康な身体は弱アルカリ性です。アルカリ性に傾くのもよくないです)
炭酸水の上手な摂り方
便秘や肌荒れなど、腸の蠕動運動を活発にしたい時に気分転換に飲むといいでしょう(さらっと書いたけど、肌の悩みは腸からです)。
また夏場など食欲不振のときに適量の炭酸水を飲むことで、胃腸が刺激されて、食欲増進につながります。日頃から食べ過ぎる傾向のある人は、この影響でさらに食欲旺盛になるのでご注意くださいね。
体の60%は水分です。この水分を炭酸水で摂ろうとすると(水分補給として摂ると)過剰摂取になりますので、あくまでも「心地いい刺激」を与えるものとして、上手に取り入れてください。