東洋医学の腸もみ資格取得講座
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パソコン作業のし過ぎで現れる腹部への影響

パソコン作業 目の疲れ
これは私(坂本)が経験したお腹の痛みを、冷静に分析したお話しです。参考になればと思い、書いていきますね。

ある日、いつも以上にお腹がポコポコ動くような感覚がありました。ガスが溜まっているような、それが抜けそうな、抜けなさそうな。それは徐々に痛みを伴うようになったのですが、腸の勉強をしてきたからか、「慌てるようなことではない」と頭の中では冷静でした。

便秘ではないけど、お腹が張る。
ガスが溜まってお腹が張る。時々、痛みを感じる。
ベルトをしていたら、締めている場合ではないと緩めるくらい、お腹が張っていく。

直近の生活習慣と苦痛に感じる腹部の場所から、「胸脇苦満(きょうきょうくまん)」ではないか。
鍼灸師であり、指圧マッサージ師である夫の解説も交えてお話ししていきます。

胸脇苦満って何?

肋骨のすぐ下(特に右側、両方のときも)に膨満感を感じられたら、それは胸脇苦満のサインかもしれません。仰向けに寝て、肋骨のすぐ下に指を入れていくとわかりやすいのですが、私がサロンで施術させていただくと、ここにスムーズに指が入る人の方が少ないくらいです。ひどいときは寝なくても、感覚でわかります。

ここに膨満感や押したときに痛みが伴うなどがあれば、「肝がお疲れですよ」ということ。

「肝」って「肝臓」のこと? あまりアルコールを飲まないんだけど…、肝臓の数値は問題ないんだけど… と思われた方は、このまま読み続けてください。次で解説しますね。

東洋医学のおもしろいところ! 肝グループって何?

「肝」が疲れているサインと言いましたが、これは「肝臓」という臓器そのものだけを指しているわけではありません。東洋医学では、一人の人間の中で「肝・心・脾・肺・腎(かんしんひはいじん)」の5つのエネルギーがバランスよく巡っているのが健康だと考えます。

季節の変わり目や、気候、生活習慣などにより、バランスを崩すこともありますが、どれかが多少バランスを崩しても、他のエネルギーが補ってくれるので、何か不調が1つ現れたからといって、急に倒れたりすることはありません。

今回、私は「肝」のエネルギーバランスを崩してしまったわけですが、肝臓以外には、目や筋肉も「肝グループ」に該当します。また肝臓というとアルコールを連想する方が多いですが、その他にも気や血を巡らせる役割があるので、私の体内でこれらが滞っていた状態になっていたんです。

思い当たる節は十分にありました。ある二つの資料作成のため、締切を気にしながら集中的にパソコン作業をしていたんです。それで目を酷使し、首・肩・背中ががちがちにこりました。珍しく寝つきが悪かったのも覚えています。この辺りは全て「肝」に影響を与えてしまうことです。


東洋医学がベースだからおもしろい腸もみ

この時の私が病院に行っても、肝臓数値や目の異常などは一切現れないと思います。もしかしたら「ストレス」で片づけられるかもしれませんし、「念のために痛み止めを」とか言われるかもしれません。痛いのを薬でかき消してはダメなんです。何がそうさせたのかを想像し、見極めないと、また同じことを繰り返します。そのうち、本当に病院に通うような病が現れるかもしれません。

東洋医学がベースの腸もみを学ぶと、知恵と知識が身につくので、おもしろいです。身体って全部つながっているんだなぁと改めて感じられます。お腹だから胃腸科、と切り離すのではないんですね。

東洋医学ベースの腸もみを学びたい方は、セラピスト養成スクールで習得することができます。

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