腸もみのサロンを検索する女性は、便秘に悩まれている方ばかりではありません。その次くらいに多いのが、お肌の悩みです。
「肌の調子を整えたくて、腸もみを受けに来ました。」
この言葉を聞いて、私は「なんて意識が高いんだ!」と思うのと同時に、嬉しくもなるのです。なぜなら、目に見える肌をよくするために、目には見えない腸を整えようなんて、肌の悩みがある人みんなが思うわけではないんですね。
そもそも、肌と腸が関連していることを全員が知っているわけではありません。おそらく皮膚科に行って、腸内環境を整えましょうと言われることもないかと思います。
また、もし情報検索などをして「肌と腸が関係している」と知ったとしても、腸から肌を変えていくというのは、正直に申し上げて時間がかかりますので、どうしても即効性のあるお薬に頼りたくなるものです。目に見える肌はなるべく早くキレイにしたいですし。
にもかかわらず、腸を整えて肌をよくしようと行動されることには、腸セラピストとしても嬉しく思うのです。
このブログでは、なぜわざわざ腸から整えることを決めたのか、実際にどのような過程で改善を目指すのかについてお伝えしますね。
なぜ肌をきれいにするために腸活を選んだの?
根本的によくしたいから。
質問の回答としては、圧倒的にこれが返ってきます。なんで根本的にという発想なのかというと、やはり薬を塗ってもその場しのぎにしかならないことに気づかれたんです。なので初めは一旦、皮膚科に行ってみたけれど、人生長い目で考えると「根本的に治したい」に行きついた…そんな感じです。
じゃあ、根本的にってなったとき、なぜそれが腸活だと知ったのかについては、通院するだけではなく、自分でも調べられているのが特徴です。
「歩きスマホ」は全然なくならないし、電車の中では首が折れるくらい下を向いてスマホを見ている状況…その画面には何が映っていますか。ゲームですか、他人の話でいっぱいのSNSですか。せっかくなら、困りごとの解決策を探しましょう!もちろん、ネットに出てくることが全て正しいとは限りませんが、意外と「知らないことを自分で調べる」をしない人が多いように感じます。
肌の悩みをどうにかしたい!その一心で検索し続けた結果、どうやら腸らしい!と気づかれたわけですね。
腸もみサロンでの改善ステップは?
幸せ腸セラピー協会の腸もみは、東洋医学がベースです。東洋医学の考えでは、例えば「よく吹き出物ができる」という悩みに対して、次の項目を伺います。
- (顔であれば)どの位置にできる?
- 吹き出物ができる季節
- できやすい生活状況 など
そして東洋医学では、皮膚は「肺・大腸・鼻・乾燥」などが関連するので、例えば呼吸が浅くないか、鼻詰まりはないか、お通じはどうか、水分は足りているかなどを確認します。もしこの辺りに該当することがあれば、これらを解消することが先です。
また、頭の使い過ぎ、ストイックに取り組みすぎということも関連しているので、腸もみで副交感神経を高めていくこともお肌には有効なんです。
肌は内臓を映し出す鏡
この言葉、聞いたことはありますか。あらゆる体調不良、特にお肌は一朝一夕には変わりませんが、根本的に見直すことで「繰り返さない」を実現できます。
お肌のお悩みがある方は、腸活も意識してみてくださいね。