先日、
『腸もみは気になるけどお腹は触られたくないときはどうしたらいい?』というブログを書きました。お腹を触られたくない理由としてよくある声を4つ挙げております。
そして今回はその中から1つめの『腸もみは痛いイメージがある』に焦点を当てて書いていきますね。
まだ一度も腸もみを受けたことがないけれど、なんとなく痛そうなイメージがあるという方、周りの人が腸もみを受けて「痛かった」と言っているのを聞いたり、ネットでの口コミで「痛かったです」と書かれているのを目にしたりして、どんどんネガティブなイメージが膨らんでしまっている方もおられると思います。
それでも腸内環境を良くしたい、お通じや肌荒れをよくしたい、体質改善をしたい!と思われる方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
お客様の反応3パターン
腸セラピストの私が痛くないですよと言っても説得力がないですが(笑)、心配するような痛みはありません。そして私自身も、一人の客として腸もみを受けています。
サロンのお客様の反応は、次のような感じです。
- いびきをかくほど爆睡(普段、睡眠不足かも)
- 前半は起きてるけど、10分くらい経つとうとうと(仮眠してた感覚に近い)
- 最後まで起きてる。「新感覚!気持ちいい!」とのご感想(マッサージを受けた感覚に近い)
反応としては、だいたいこの三段階に分かれます。
セラピストが腸もみを学ぶ際に、「指の角度はこれくらい」と個々に教わっていればいいのですが、複数人が全く同じ角度で学んでいたり、DVDなどで学習したりしていたら、もしかしたら鋭角になりすぎているかもしれません。
指の太さによって、多少は角度が違います。指が細い人が真っ直ぐ上から押すと腹部の接地面が点になるので、受ける側が痛く感じます。力でぐいぐい押すのは論外ですが、指の角度まで考えられているかがポイントですね。
腸もみを痛く感じる方のお腹が硬いことが結構あります。腹筋とはまた違って、筋肉のコリとか、食生活の乱れ、中にはヘビースモーカーであることが要因である方もいらっしゃいました。この場合は、まず腸もみ以外のところで見直しと改善に取り組まれることをオススメします。それも、なる早で!
腸もみをして体調がよくなるというよりは、腸もみをしながら他のこと(早めに寝るとか、水を飲むとか)もご本人が気をつけていただくことで、成果が出ます。セラピストの腕がよくても、お客様の暴飲暴食が変わらなければ意味がないですよね。
アスリートも敏腕コーチがいても、本人が練習しなければ成果は出せません。塾の人気講師についても、生徒自身がやらなければ成績は変わりません。それらと同じです。
私たちセラピストはいつでも全力でサポートします。痛いイメージがある…とはじめに打ち明けてくだされば、様子を見ながら施術しますので、ご安心くださいね。