腸もみが気になるけど、ぽっこりお腹を見られたくない…そんなふうに気にされている方もおられるのではないでしょうか。
いくらセラピスト側が「見てませんよ」とか「大丈夫ですよ」とか言っても、お客様の立場になると「いや、見てないわけないし!」なんて気にされるのもわかります。
私はフェイシャルエステに行くときに(定期的に通っているわけではありませんが)、「お肌の手入れが不十分」って思われたら嫌だなと思うことがあります。ヨガスタジオでも「身体が硬くても大丈夫です!」と謳っているところは多いですが、それでも硬い人にとっては躊躇してしまうこともありますよね。美容や健康のプロにみてもらう際、ダメ出しをされたくないなと無意識に感じてしまうことはあるように思います。
ぽっこりお腹と思いきや、実はそうではなかったというケースがありますので、今日はそのご紹介をさせていただきますね。
実はぽっこりお腹じゃなかったケース
フィットネスクラブに通っているんですが、なかなか効果を感じられなくて…と打ち明けてくださる30代のお客様のお腹は、確かに一見『ぽっこりお腹』でした。カウンセリングを一通り終えた後に腸もみを行ってみたら、「これってお腹が原因じゃない」とわかったんですね。このお客様は、反り腰だったせいで、お腹が出ているように見えていたんです。
食べ過ぎてお腹が出てしまった!というケースと、反り腰の人とでは、運動メニューが多少違ってきます。そもそも食べ過ぎが原因であれば、食べる量や内容の見直し、食べ過ぎてしまう心の在り方などもみていく必要があります。
腸もみサロンにお越しになる方で、肩こりや腰痛、ぽっこりお腹など色々あるお悩みの原因が、この反り腰であるケースが少なくありません。あなたはいかがでしょうか。
反り腰だったらどうすればいい?

反り腰だったら、主に体幹を鍛えるエクササイズがオススメです。インナーマッスルといって、鍛えても表面的には見えない、身体の内側にある筋肉を鍛える…というか適切にしっかり使っていく。これで姿勢がよくなり、ぽっこり出ているように見えていたお腹が徐々に真っ直ぐになっていきます。
写真の女性は20代です。1回40分程度の体幹エクササイズを一緒に行いました。くるぶしを起点にして線を引いています。
左の写真(エクササイズ前)は、腰が反れているのに対して、写真右(エクササイズ後)は赤線より後ろに腰がきていますね。たった1回のエクササイズでも、ここまで変わることができるのです。
もちろん、この姿勢を維持できるかどうかは別の話になります。それでも1回40分程度のエクササイズでここまで変われるってわかったら嬉しいですよね。エクササイズもヨガマットの上から一切はみ出さないもので、道具はフェイスタオル1枚あればOKです。
骨を支えているのは筋肉です。特に女性は(男性と比べて)筋肉量が少ないです。普段こまめに動いていても、ある程度の負荷をかけないと筋肉はつきません。とはいえ、筋トレってやみくもにやるのはかえって体調不良につながったり、関節を傷めたりすることもありますし、疲れるわりに効果がない…なんてこともありますので、いきなりYouTubeを見ての自己流も注意が必要です。
幸せ腸セラピー協会がなぜエクササイズ?
多くのお悩みに腸もみは有効だと思っていますが、腸もみだけで全てのお悩みを解消できるとは思っていません。即効性のある薬を処方してもらっても「適度に運動してください」と言われることがあるように、やはり体を動かすことは大切です。とはいえ、運動ってなかなか一人では続かないじゃないですか。わかっているけど出来ない!っていうのが運動じゃないですか。だったらそこも一緒にやりますよ!っていうのが幸せ腸セラピー協会の考えなんです。
代表の坂本は、フィットネス業界の仕事に従事しておりました。そのときの経験をフルに活用して、運動が必要なお客様にはご案内しております。