これは「仕方がない」のか「そういうもの」なのか、ちょっと迷うところですが、資格取得できるスクールのゴール(=テスト合格)って、「最低限OKライン」であることがほとんどなんですね。
アロマトリートメントでも、メイクレッスンでも、ヨガでもなんでも、その道の先生(インストラクター、セラピスト)になるには、スクールに通ってテストに合格して、そこでようやくスタートラインなんです。
その「最低合格ライン」を何度も何度も実践して、例えるなら「寝てもできる」くらいになってようやく高い単価にできるレベルとか、オリジナリティーを加えられるところに来るんですね。
スクールを運営している私としては、テスト合格の時点で、高単価をいただけるくらいの施術レベルに持って行って差し上げたい気持ちは山々ですが、やっぱり数をこなしてもらわないことには話にならないんです。これはいろんなスクールの先生には共感いただけるかと思っています。
じゃあ、ある程度やってきたら、ステップアップする機会を作っておいた方がいいよねと思い、先日、スキルアップ復習会を開催しました。
腸もみのスキルアップ復習会を開催!
腸セラピスト養成スクールを卒業したセラピスト(実際にサロンを構えているか、仕事として施術をしているかは問いません)に復習会を呼び掛けたところ、今回は2名が参加してくれました。私の時間の都合上、2名の参加表明があった時点で受付終了したのですが、今後も定期的に行っていこうと思っています。
復習という言葉どおり、まずはスクールで学んだことの確認です。これであっているかな…とか、お客様にこう言われたから一度受けてみてほしいという手技をそれぞれ確認。ある程度慣れてきたら自己流になるのは構いませんが、それがお客様にとって不快だったり、意味のない手技だとよくないですもんね。
この復習の他に、新たな手技をお伝えしました。新たなといっても狭い腹部なので「ちょっとアレンジしたやつ」という程度ではありますが、狭い腹部だからこそ、アレンジができると奥行きができます。
なぜこの動きなのかというのをスマホアプリ「VISIBLE BODY」で筋肉の走行を確認しながら進めていきました。ボディケアをする人なら、このアプリをダウンロードしておくことをオススメします。
「守破離」の「守」はできてますか
「守破離」(しゅはり)という言葉を知っていますか。
ということで腸もみの施術も、この守破離を大切にしてほしいなと思っています。
自己流になることは悪い事ではないのですが、それは「守」を経てこそです。腸もみに限った話ではありませんが、その技術を教えるっていうことは、様々な検証を経た結果、それがベストだと行きついたものなんです。なのに、いきなりそれを無視して自己流にしたって、それは自己満足の域を超えません。
料理に例えるとわかりやすいと思います。様々なアレンジレシピがありますが、いきなり創作料理を作ってみても家族は「また作って」とは言わないかもしれません。まずはレシピどおりに作ってみる、何度もそれで作って、レシピ見なくても余裕で作れるくらいになったら、そこで初めてちょっとアレンジが加わるわけです。基本を作り慣れているので、アレンジが大きく外れることはないはずです。
基本って「カンタン」っていうことじゃなくて、「核になるくらい大事」ってことなんですね。
アフターフォロー万全!
このような施術復習会以外にも、スクール再受講が可能だったり、LINEでいつでも質問できるようなフォロー体制が整っていますので、ご安心ください。
腸セラピスト養成スクールはあなたの都合を最優先で進めることができます。まずは無料説明会からご参加ください。
お会いできるのを楽しみにしております。