何年か前から「腸活」というワードが流行り、腸の大切さが改めて見直されています。
代表的なのは、発酵食品を食べることや、腸セラピーや腸もみ、腸マッサージなど、お腹のもみほぐしをするボディケアのもありますよね。
あなたはどのような腸活に取り組まれましたか。
腸内環境を整えるために、たくさんのアドバイスがあふれています。
そんな中で、幸せ腸セラピー協会が大切にしているのは、柔軟性を持つこと。
もちろん、食べ物には気を付けるし、お水(白湯)を積極的に飲むようにしますし、睡眠時間も確保します。なるべく薬も使いません。
そして、浄水器にこだわったり、オーガニック製品でないといけないとか、このドリンクを飲まなければいけないなど、「〇〇しなければならない」はありません。
腸活とは「腸内環境を整えるための活動」であり、その言葉は、行動を表します。
人は行動を起こす動機というものが必要になるのですが、ここで心理学者ウイリアム・ジェイムズの有名な言葉をご紹介します。
心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。
また、マザーテレサも、このような言葉を残しています。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
人はいきなり行動をするわけではなく、動機があるはずです。
また、感情が動かないと、頭で理解するだけではなかなか行動できない、もしくは継続できません。
「腸活」という行動を意味のあるものにするために、幸せ腸セラピー協会が「柔軟性」を大切にしているのは、こういう理由があるからです。
ただ「腸活」を行えばいいわけではない
先人が残した言葉から、ただなぞるように行動すればいいわけではないことがわかりました。
では、どのような心や思考、言葉に気を付けるのか、その答えが「柔軟性」です。
柔軟性を持った心や思考、言葉とは、他者(自分とは違う価値観)を受け入れたり、「まぁいっか」と切り替えることができたりすること。
「〇〇しなければならない」とは逆の考え方ですね。腸活を勧めている団体としては、緩やかな方だと思います。
これは代表(坂本)の性格ではなく、腸内環境を考えた結果、この緩やかなバランスを保つことこそが大切だと気づいたのです。
腸内環境は潔癖を嫌う
行動を作り出す心や思考、言葉が「潔癖=〇〇しなければならない」に偏ると、行動もそのようになりそうですよね。
ところが、腸内環境は潔癖を嫌います。除菌スプレーや殺菌シートもいらないし、トイレのウォシュレットもいりません。潔癖にすればするほど、人は免疫力を落としていくのです。親が子供を過保護に育てたら、子供が将来自立できないのと同じです。
さらに理想的な腸内環境は「善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1」の割合、つまり八方美人な日和見菌が多く存在しているのが理想的で自然な在り方なのです。日和見菌は、善玉・悪玉のどちらか優勢な方に味方する柔軟性を持っています。このことから、私たち人間も、柔軟性を持った上で腸活に取り組む方が、効率よく体質改善を図れると考えています。
※柔軟性を持つことと、自分の意見を持たずに他人に流されてしまうことは別です。
そもそも、継続できなければ腸活にはならないので、なにかすごいことをするのではなく、今からできる範囲で取り組んでいきましょう。
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