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【慣用句】「腹がすわる」と「肝がすわる」

腹を使った慣用句

今日の慣用句シリーズは、「腹がすわる」です。

この「すわる」は「据わる」という感じを使いますが、日常的にはあまり使わないので、ここでは平仮名表記にしています。

 

まずは、その意味からご紹介しますね。

物事に動揺しなくなる。度胸が据わる。「ベテランだけに—・っている」

[補説]「腹が座る」と書くのは誤り。(goo辞書より)
「お腹に力を入れる」「丹田を意識する」といった言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。
体幹を鍛えるときや、ヨガのときも、おへその少し下を意識するように言われます。
大きな決断をするときにお腹にぐっと力が入る感覚は実感しますし、実は腸セラピーをとおして度胸がすわっているかどうかがわかることもあるんですよ。

ここでふと疑問に思ったのは、「肝がすわる」とは何が違うのか、同義語なのかということ。
「肝がすわる」の意味は、比較のために同じgoo辞書さんで調べてみました。

「腹がすわる」と「肝がすわる」

「肝がすわる」の意味は、次のように出てきます。

落ち着いていてめったなことには驚かない。度胸がある。胆 (たん) が据わる。「—・った人物」(goo辞書より)

もう同じととらえていいでしょうかね。

 

「肝」はそのまま「肝臓」を、「胆」は「胆のう」を指します。肝臓や胆のうという臓器は、胃痛や腹痛のように痛みを伴うことはありません。

悪くなる時は静かに悪くなり、検査数値などで初めて発覚することが一般的です。

なので、悪くなろうがじっと黙っている臓器が「めったなことには驚かない」を表現する慣用句に使われるのは、なるほどなと思いました(語源はわかりませんが)。

 

東洋医学の基礎・五行でみると、「肝」も「胆」も同じグループです。このグループが表す精神(五神)は「魂(こん)」で、精神を整えバランスをとる役割があります。つまり、肝や胆を整えることは、精神的なバランスを整えることとイコールであると考えられますね。

 

東洋医学の基礎・五行の講座も随時開講しております。

ここを理解できると、心身のつながりが体感や感覚ではなく、具体的にわかりますし、価値観が異なる対人関係においてもストレスを感じにくくなります。

興味のある方は、こちらの概要をご覧ください。

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