腸活を推奨しているのは、「腸セラピスト」に限りません。
鍼灸、指圧、リフレクソロジー、耳つぼ、スポーツトレーニング、皮膚科、心療内科……、国家資格の有無を問わず、心身の健康を支えるお仕事をされている方々は、腸の大切さを発信されています。
例えば、心療内科医の姫野友美先生は、このようは本を出されています。
心療内科医であれば、そのまま心療内科に来てもらった方がいいのではと考えそうですが、まずは食べ物を見直しましょうということですね。
皮膚科に行ったら薬ではなく、食事アドバイスをもらったという方もいらっしゃいます。
「腸活」という言葉が今のように流行る前から、食欲がなければなぜだろうと心配したり、食べ過ぎはよくないということを、頭ではなんとなくでもわかっていますよね。
小さいころから親に「お腹を冷やさないように」と言われ、それが染みついている人も多いのではないでしょうか。
夜、寝るときだけはしっかりパジャマやスウェットを“イン”にして寝るという方も多いようです。
腸はそれほど「健康のバロメーター」であり、私たち人間が無意識的にも気にかけている臓器なのです。
身体をより健康にしたければ、まずは腸から
私たち現代人は、カロリーは摂っているけれども栄養不足であることが問題だと言われています。
栄養不足や添加物過多が、うつ(産後うつ含む)や肌荒れなど、一見、腸と関係がなさそうなところにも影響が出ているのです。
ところが、いざというときには、気になる部分だけを切り取るように局部的に病院で診てもらうので、食べ物の影響だと気づくケースが少ないのも現状。
栄養の勉強をしている医者がとても少ないからだと、現役医師からお話しを伺いました。
例えば美容であっても、髪や肌はたんぱく質が必要なのですが、トリートメントや美容液選びばかりに一生懸命になってはいないでしょうか。
美容師やスキンケアアドバイザー、美容部員さんなどの髪や肌の専門家も、化粧品のことばかりではなく、目の前のお客様が栄養のある物を食べているだろうか、修復する力は持っているだろうかと観察する力も必要です。
腸のご機嫌を伺わずして、体調も肌もメンタルもよくなるはずがありません。
「腸活」という言葉がなくてもいいくらい、腸を機にかけられるのがもっと当たり前になってほしいものですね。
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