「資格を取って終わり」のスクールには、したくない。
これは私が、これまで様々な資格を取ってきたからこそ、感じていることです。
私は色彩検定やぬり絵セラピー、心理カウンセリング、耳つぼジュエリーなどの勉強をして、その資格を取ってきましたが、どれも資格取得がゴールになっています。学んだときは、自分のためだけではなく、第三者にも役立たせたいと考えていましたが、実際は活かせていないのですね。
そもそも、私が腸セラピスト養成スクールを開こうと思った理由は、腸もみができる人を増やしたかったからです。
腸もみができる人を増やせば、「腸もみ・腸活」に出会う人の数も増えてきます。すると、腸に関心のある人が増えて、結果的に健康意識が高まると思ったんですね。
私一人で出会えるお客様の数は知れてます。だからそこは、一緒に腸活を広めてくれる同志を増やすことを選んだのです。
ということで、「腸もみができる人」が、今度は「腸活を広められる人」になっていただきたいのです。
どこまでもお客様目線を忘れない
腸もみの勉強を終えたばかりのころは、たくさん学んだことを人に言いたくて仕方ありません。笑
もちろん、全部発信してもらって構わないのですが、受講生に何度もお伝えしているのは、この3つ。
・腸もみサロンの競合は、よその腸もみサロンではない
・腸もみ以外でお客様の悩みが解消してもよい
・あくまでも腸もみはツール。目的ではない
学びたての頃はどうしても、「聞いて聞いて!腸ってこんなにすごいんだよ!だから腸もみした方がいいよ!」って言いたくなるんですが、そこはぐっと我慢です。それだと押し売りですもんね。
また「同世代の女性の役に立ちたい」「子育て中の方に受けてほしい」という気持ちもよくわかりますが、なぜ同世代の女性が自分の腸もみを受けるメリットがあるのか? 子育て中の方が自分の腸もみを受けるメリットって何だろう? と冷静に考えてみましょう。
これを言語化できれば、発信にも奥行きが出ますよ。
慣れないうちは想いを言語化することに時間がかかったり、投げ出したくなるものですが、行き詰ったら一緒に考えましょう。
「資格取得したらお客様が来る」ではありませんから、地に足を付けて、コツコツと長く続くサロン経営を目指しましょうね!