腸もみのカウンセリングは、気になる身体の症状を確認する問診に加え、「どうなりたいか」をセラピストとお客様でシェアすることで、ゴールを明確にすることをお伝えしました。
これはぜひ、ご自身でも日頃から取り入れて頂ければ、セルフカウンセリング(セルフコーチング)になります。
体調不良にかぎらず、
・イライラしたとき
・どうしたらいいか悩んだとき
・相反する意見の間で揺れ動くとき
などに、自分自身に「で、どうしたい?」と問いかけるのです。
「でも…」と打ち消すことはしないで、ひとつずつ紐解くように、自分の心に素直になってみるのです。
出てくる気持ちが、現実的にどうなのか、誰かにとってはどうなのかは一切考えないのもポイントです。
毎日私たちは誰かの立場になって考え、人間関係が円滑になるために、意識や思考は休みなく過去や未来を行き来しています。
では、誰が「私自身」の「今現在」について、考えてくれるのでしょうか。
人生の主役は自分
よく言われることですが、人生の主役は自分自身。
誰かに代わってもらうことも、代わってあげることもできませんよね。
例えば私は、会社員の親の元で育ち、自営業がどういうものか実感のないまま、起業しました。
周りには「起業してみたいけど、これまで会社員の経験しかないから、私にはムリ」…そういって、会社員に戻った知り合いもいます。
おそらく一番の不安は、安定した収入を得られるか?だと思うのですが、私はその不安を消すためにアルバイトをしながら起業しました。
確定申告の仕方が分からなければ、ネットに全部書いてありますし、実際に税務署の方に質問をして進めることもしました。
集客でうまくいかないとき、わかる人に聞いたり、本を読んだりして、勉強しました。
これから自分が思いつくこと、やってみたいと思うことは、もう誰かがすでにやっていて、先に失敗もしてくれています。
2022年になって、「世界初の壁」にぶち当たるのが、まさか自分だなんて私は思っていないのです。笑
ときどき、一人時間を作って「私はどうしたい?」と心に聴いてみませんか。
すぐに行動できなくても、まずは自分の心に正直になるだけでも、身体も心も軽やかになりますよ。