先日、初めて行ったお店でコーヒーを注文しました。
その帰り道に「ちょっと(値段が)高いかなぁ」と一瞬感じたものの、また行こうと思い直したんですね。
私たちは何にお金を払っているか
この日、私は「コーヒー」に450円のお金を払いました。
缶コーヒーも、コンビニのレジ横にある100円コーヒーも飲みません。日頃からカフェに行って飲みますので、コーヒーに500円前後の金額を払うことはいつもどおりです。むしろ、よく行くカフェより安いくらいです。
ではなぜ「高い」と感じたのか。
私にとっては、「カフェでゆっくり過ごすこと」も楽しみの一つなんですね。なので、無意識ではありますが、コーヒー+お店の雰囲気や滞在することにもお金を払っている感覚です。単に安ければいいとは思っていません。
そんな中、この日はテイクアウト専門のお店に行ったので、カフェでゆっくり過ごすことがない分、いつもより高く感じたのです。
ところがその直後、「また行こう」と思い直しました。その理由を分析してみると…
お店を応援したい!
コーヒーをテイクアウトしたお店では、無農薬野菜が販売されていたんですね。
インスタの投稿では、「#自然栽培」「#地球に優しい」などのハッシュタグをつけて投稿されていたことも帰宅後に見ました。
買い物って投票だと思っていて、その商品やお店に賛同するよ!と言っているようなものじゃないですか(そこまで考えていない人もいるかもしれないけど、やっていることは結局そういうこと)。
無農薬がいい!とは簡単に言えますが、無農薬で野菜を作るって、簡単じゃないです。
それを実践されているご主人が作られれた野菜が、店頭に並んでいたんですから、やっぱり応援したいなって思うわけですよ。
今は、「どこで買うか」ではなく、「誰から買うか」になってきていると思います。
コーヒーだけを考えるとホントどこでも格安で買えますが、「この人から買いたい」と思ったから、また行きたいと思えるんですね。
今回はお客さんの立場になってあれこれ考えを巡らせてみましたが、セラピストとしても選ばれるように、同じ価値観を共有できるようなお客様や受講生様と出会えるように、「私はこんな思いで腸もみをやってます!」と胸を張って発信していこうと改めて背筋が伸びました。
あなたにとって、応援したいお店ってどこですか?