腸もみを受ける理由は、便秘解消目的だけではありません。
冷えやお腹の張り、鼻炎などに悩まれている方も腸もみを受けられています。
そんな中、特段悩みや体調不良がなくても、ちょくちょく腸もみを受けられている方がいらっしゃるんですね。
何をきっかけに「腸もみを受けよう」と思ったのか、体調不良がないのにもかかわらず、なぜ「また受けよう」と思われたのかを、数名のお客様に伺いましたのでシェアします。
これは腸活に興味のある方はもちろん、セラピストを目指される方にもお伝えしたい内容です。
腸もみを受けようと思ったきっかけ
体調不良がないのに腸もみを…という方は、すでに健康意識が高い方です。
たとえば、運動を定期的に行っていたり、お白湯やお水をよく飲まれていたりしますし、本やSNSなどでも情報を収集していて、ヘルスリテラシーが高いという点が共通しています。
とはいえ、誰かに説明するほどの知識ではなく、「身体と心ってつながってますよね、面白いですよね」「脳腸相関、聞いたことある!」という感じなので、今何も勉強していない方も、焦らなくて大丈夫です。これからアンテナを立てていきましょう!
このような情報収集をされているので、特段体調不良がなくても、ましてや腹部に何の違和感がなくても、「健康維持には腸が大事だ」と認識されているのです。
コロナ渦で免疫力の重要性を痛感した方や、加齢とともに健康意識が高まったりだとかで、ふと「じゃあ、うちの近所に腸もみのお店はないかな」と探してご来店くださっています。
体調不良がないのになぜリピートするの?
この答えは上に書いた通り、目的が不調改善ではなく、健康維持だからですね。
悪くなったらどこかに行って、よくなったらやめる…のではなく、コツコツと、そして淡々と腸もみを受けるだけでいいのです。
健康に対する意識は、本当に人によって差があります。悪くなったら病院に行けばいいと考えている(むしろ普段は何も考えていない)人と、日頃の生活習慣が未来の健康を作っていることを自覚している人…この二極化がどんどん進んでいると言ってもいいくらいです。
悩みがなくても通っていい
疲れた心身をリラックスさせるため…そんな理由で受けていただいていいんです。
実際、現代の病の根本には、疲れやストレスがありますので、こまめにとっていくことが健康管理につながるのですから。
セラピストを目指される方にお伝えしたいこととしては、「悩みがない人も来てくださいね!」という気持ちを発信していくことも大事かなと思いました。そういう意味で私の場合は、「カウンセリングのないコース」もご用意したところ、健康意識が高いリピーター様に喜ばれるコースになりました。
腸もみのハードルをもっと下げて、誰もが気軽にメンテナンスとして受けられるものにしたいですね。