腸もみサロンに通ってくださる女性のお客様が、『
初級講座』を受講してくださいました。ご自身のためにというのはもちろん、ご家族の健康を守るためというのも、大きな目的でいらっしゃいました。
腸もみサロンに来られる前から、栄養を考えた料理の講座を受けておられたので、例えばグルテンに気をつけた食生活を送られたりと、健康意識は高い方でいらっしゃいました。とはいえ、腸に特化して何かを学んだことはないとのことで、セルフケアができるようになること、ご家族にもやってあげられることを学べるというところが決め手で、受講されました。
目に見える汗をかいていなくても、毎日お風呂に入りますよね。身体のことを思えば、シャワーではなく、毎日お風呂に入る方がいいことは、多くの方が何となくでもイメージできるはずです。また、アスリートでなくても、ストレッチはした方がいいことも、理屈はともかく、みんなわかっていることです(やるかどうかはさておき)。
日々の生活を送るだけで、身体のメンテナンスは必要であることは、40歳を過ぎた大人…もしかしたら30代でも感じているかと思います。腸もみもそうなんですよね。胃腸は休まず働いてくれていますから、やっぱりケアは大切です。
では、『初級講座』について中身をちょっと見ていきましょう。
腸もみ初級講座では何を学ぶ?
- 腸の働き5つ
- 腸もみの歴史
- 食事の見直し方
- 腸が疲れる生活習慣
- 腸もみ(実技)
ざっとこんな感じです。ちなみに「歴史」というのは、学校の歴史の授業のようなものではなく、もっともっと単純で、腸もみとか腸を整えるとかっていうのが、流行りの健康法ではなく、むしろ原点回帰であることを実感していただける内容です。本当に知らず知らずのうちに、私たち日本人は、腸と向き合ってきた歴史があるんですよね。
これは特に江戸時代には盛んだったんですけど、明治に入って西洋文化を取り入れることで変わっていきます。
食事については、学ぶ人や先生によって多少内容は変わるかなという領域です。例えば、筋トレしている人がスポーツトレーナーから学ぶのと、子供のアレルギーを考慮したい親御さんが学ぶのとでは内容は異なりますよね。むしろ違って当たり前です。成長期の子供と私たちオトナが同じような食事であるはずがないのですから。
この初級講座でお伝えする「食事の見直し」は、その辺りとは被らなくて、どなたにでも取り入れていただける内容にしています。
知る→わかる→できるのステップを踏む
多くの講座、特に「初級」と言われているものは、講師が“一方的に伝える”ものが多いです。一方で、幸せ腸セラピー協会の初級講座は、“双方で進めて、知る・わかる・できる”の3ステップを踏んでいくのが特徴です。初級講座といえども進め方はセラピスト養成スクールと同じで、学ぶ内容を初級編にしているだけなんですね。
それこそ、腸もみの歴史を学ぶだけなら「知る」だけでもいいですが、自分や家族のお腹に腸もみができるようになった状態で修了したいので、「できる」を目指します。そのために受講者さんも一緒に考えて発言していただく時間も設けているので、“双方で進めて”になるんです。
健康管理には想像力が必要
「転んだから擦りむいて血が出た」―大人の健康不安は、こんな単純なものではありませんよね。癌を患った人も「なんで私が?って思った」とおっしゃいました。多くの人は、不調があったらすぐに病院に行って、治療するまでは全て医者に丸投げします(実際にお医者さんもおっしゃってました。自分で治そうとする人はいないと)。しかも治ったら、またそれまでと同じような生活を繰り返すが現状です。
もし体調が優れなければ、なるべく早めに寝るとかしながら、冷えたのかなー食べ過ぎたのかなー疲れがたまってたのかなーなんて、想像するところから始めてみましょう。そこに答えが見つからなくてもいいんです。むしろ、たった一つの答えなんてなくて、いろんなことが重なった結果が体調不良なのです。想像していくと、自分の体に目を向けられるようになり、労われるようにもなります。
初級講座では一旦考える時間を設けると言いました。ここで想像力を養うことができるのです。3時間の講座を90分×2回でのご受講も可能です。