「腸活」っていう言葉が(景表法により)広告宣伝には使えなくなるようですが、私はこの腸活という言葉自体はなくなってもいいかなと思っています。
腸内環境を整えるとか、腸にやさしいケアをすることなど全般を指すわけですが、これって冷静に考えてみると、結構ふつうの健康管理なんですよね。体にいい物をバランスよく食べたり、適度に運動して、夜はしっかり休んで…。本当に、ふつうのこと。当たり前のことです。
でも、多くの人が「病気になっても病院に行って薬をもらえば大丈夫」という感覚があるじゃないですか。国民皆保険制度のおかげで医療費は安く済みますし。でも薬ってもらうんじゃないんです。あれ、買ってるんですよね。これも安く手に入りますけど。
だから「腸活」みたいな名前をつけたり、ちょっとしたブームにしないと、多くの人に広まらない。知りさえすればそうするのにっていう人もいると思うので、なるべく多くの人に「腸活」を届けたいと思いながらも、名前がついている時点で「普通の健康管理」にならないなとも思うわけです。腸活なんて言葉がないくらい、腸を労わる健康管理が浸透してほしいです。
でも、「腸もみ」はなくならないでほしいし、なくしたくないなと思うのは、こんな理由からです。
腸活という言葉はいらないけど腸もみは必要!
全身マッサージ、全身アロマトリートメント…とはいっても、腹部を触られることはほとんどありません。あるとすれば、痩身エステでお腹を絞るように施術されることくらいでしょうか。
私がアロマトリートメントのスクール選びをした際に見た基準のうちの一つは、腹部のトリートメントがあるかどうかでした。私が通ったスクールでも、以前は腹部のトリートメントはなかったらしいです。それくらい、なんだか腹部を触ることは避けられているように感じます。
臓器が詰まっている腹部を押していいのか、ちょっと怖いと思う施術者もおられるようですし、そう思われるのもわかります。私自身が腸もみを学んだからこそ、堂々と言えることではありますが、臓器があるといっても、その上にみなさんたくさん脂肪をためている部位でもあります。それに力任せに腰や背中、肩ばかりをグイグイ押すのは効果がないどころか、体にとってもよくないので「腹部じゃなければ大丈夫」というわけでもありません。
毎日酷使している胃腸をケアするために、外側からのアプローチとして腸もみは必要です。腸もみサロンじゃなくても、メニューに入れてほしいくらいです(オプションでもいい!)。ちょっと疲れたなぁ、肩が凝ったなぁと気軽にマッサージを受けるように、腸もみも日頃の疲れを取るためとか、リラックスするために、もっと当たり前に受けられる施術になってほしいし、私たちセラピストがしていかなければならないと思っています。
ちなみに腸セラピーサロン凛花では、カウンセリングのない腸もみメニューがあります。カウンセリングがある=悩み相談って感じじゃないですか。でも悩みがなくても腸もみは受けていい! だから、一般的なもみほぐしのお店と同じように、到着したらそのまま着替えて、腸もみを受けて、最後にお茶を飲んで終わる…ライトなメニューもご用意しています。
現役セラピストがスクール受講
幸せ腸セラピー協会の腸セラピスト養成スクールには、これからサロンを持ちたい方や、開業を考えておらず家族や周りのためにという方もおられます。また、すでにサロンを開いていて、何かしらのメニューを提供されている現役セラピストさんが、腸もみをメニューに取り入れたいという理由で受講されるケースも少なくありません。
美容師さんもこれまでに3名、いらっしゃいました。フラットになるベッドがあるから、そこで腸もみを提供したいとのことでした。
今のサロンに腸もみを増やしたいとご検討中の方も、大歓迎です!まずは無料説明会でその旨をお知らせください。