先日、夫婦で食事をしに行きました。結婚記念日ということで、ちょっといい食事をと思って決めたお店は初めてのところでしたが、自宅から近いし、ホームページから伝わる雰囲気は落ち着いた感じがして、グーグルの口コミも4を超えていましたので、このお店で海鮮・魚介をメインにしたコース料理を食べに行きました。
とてもきれいな店内で、食事のボリュームも味も満足。お店の方も顔を見て挨拶してくださるので、心地よい接客。ところが、ちょっと気になったことがあったのですが、それはただ「あれは嫌だった」ではなく、事業をやっている自分自身も振り返ってみようと思えるような、「行ったからこそ学べた」という感じでした。それを今回のブログで書きながら振り返ってみたいなと思います。
五感を使って過ごしている
五感とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5つの感覚の総称です。お客様は五感を使って店内で過ごすといっても、飲食物がない場合、味覚は関係ないかもしれませんが、一方で食事をする場所では味覚だけで過ごしているわけではないと、改めて今回感じました。
お料理はとっても美味しいのに、店内もとてもきれいなのに、私が気になったのは「音」でした。半個室に通されて、他のお客さんの目も気にせず、ゆったり過ごせると思ったのですが、テレビの音が、まるで自宅のテレビを見ながら食べているのかなと思うくらい、よく聞こえていたんですね。
我が家はあまりテレビをつけません。食事の時はついているときもあれば、ついていないときもある…というくらいですが、今日ここに来たのは、いつもよりちょっといい食事を食べて、いい気分になりに来たので、テレビの音は一瞬で私を日常に引き戻しました。
さらに、配膳をしてくださる方の足音が、まるでスリッパを履いているような音で(足元は見れませんでしたが)、“非日常”といった感じではなかったです。
じゃあ、アットホームな雰囲気でやっているのかというと、決してそんな料理と金額ではありません。だから違和感があったのです。(でもグーグルの口コミはめっちゃいい!)
じゃあ、私のサロンでは?
私のサロンに来られるお客様の表情を思い出したり、自分がサロンに入ってから施術を受けて帰るまでをイメージして、「私のサロンでは五感をフル活用してもらって快適か?」と考えてみました。
サロンをオープンする前に、実際に私がお客様の動線を、トイレも含めて歩いて確認しております。ちなみにブランケットはめちゃくちゃ肌触りがよくて、お客様からも本当に好評をいただいている一枚があるのですが、これはホームセンターのコーナンで買いました!今治タオルも使っていますが、コーナンのブランケット、人気です。値段じゃないなと、このときは思いました!笑
施術が終わったら明るい照明をつけますが、そのタイミングも考えてスイッチオンしています(こだわってます)。でも、いわゆる“自宅サロン”なので、お客様の耳には、日によっては(時間帯によっては)生活音が入っているかもしれません。
お店によって色んなコンセプトがあるので、どのお店が正解とかっていうのはないですが、サービス提供者として、いろんなお店に行ってみて観察するのも勉強になりますね。これからも観察し、勉強する目は持って行こうと思います。
コーナンのブランケットが触れる腸もみサロンは
こちら