幸せ腸セラピー協会のお隣は、坂本指圧マッサージ塾といって、私の夫が塾を開いています。
そこでは、鍼灸師や按摩指圧マッサージ師を目指す専門学校生さんや、卒業生さん、そしてこの塾で指圧マッサージを習得して整体師としての活躍を目指す方が来られています。
この塾では毎月2回、「技術講習会」という施術の技術向上を目指した講習会を開講しており、先日は「お腹のマッサージ」ということで、私もお邪魔してきました(というか、私の仕事は極力入れず、施術モデル兼レポートを書くためにだいたい参加しております)。
この記事では、鍼灸師や按摩指圧マッサージ指圧師と一緒になって学んだことを、腸セラピストや腸セラピストを目指す方に、改めてお伝えすると同時に、腸もみセルフケアに興味がある方にもお役に立てるよう、書いていきますね。
お腹は前面だけではない!脇も施術しよう

「技術講習会」では、まず座学で解剖学のおさらいから始まりました。
幸せ腸セラピー協会の
腸セラピスト資格講座の、オイルを使った施術で、脇腹や(服装にもよるけれど、できるだけ)脇の近くもほぐしていこう!とお伝えしています。
腹斜筋の走行に沿って行うのですが、ポイントは手の指を開いて熊手のようにして、肋骨の骨と骨の間をお掃除するようなイメージで、わりとしっかりめに施術するのがオススメで、やはりここの話は出ました。
セルフケアとしては、脇の下から手をとおして、肩甲骨あたりからお腹に向かって斜めに、熊手のようにした手でほすぐしていきます。摩擦でポカポカするくらいを目指してください。椅子に座ったままで、服を着た状態でできるかと思います。
そして、腸セラピスト資格講座では、肋骨のすぐ下をほぐすように何度もお伝えしていますが、技術講習会でも説明がありました。
肩こりがある人は、ここがガチガチです。「だからここをほぐす」だけでなく、お腹に関する筋肉はみんな肋骨についているんですね。だから、肩こりがあろうがなかろうが、施術の動きは単純ですが、温まるくらい丁寧にほぐしてください。
経絡も狙おう!
腸セラピスト資格取得講座を卒業された方なら、見覚えがあるはずの三本線。
ここでは左右の縦ラインについて解説します。
位置としては、腹直筋の外側のラインに該当しまして、ここは胃系の経絡です。
さて、経絡(けいらく)とは何かというと、、、みなさんご存じの「ツボ」(経穴:けいけつ)が駅だとしたら、駅と駅をつなぐ線路が「経絡」です。
ツボを一つひとつおさえるのは難しいですが、経絡をおさえておくといいですよね。で、この左右のライン(腹直筋の外側)は胃系の経絡になるので、胃の調子を整える働きがあるということです。
セルフケアでもできるので、ぜひ覚えておいてください!
東洋医学がベースの腸もみが学べる
この記事でお伝えしたのは、ほんのほんの一部ですが、これだけでも寝る前にセルフケアとして取り組んでもらえたら、徐々にほぐれていきます。
幸せ腸セラピー協会の腸セラピスト資格講座は、東洋医学をベースにし、筋肉の走行も考えて、地に足のついた腸もみができるようにマンツーマン指導を行っています。
遠方の方は、オンラインで座学を進めていくので、大阪にお越しいただく負担も最小限に抑えて進めていますので、ご安心ください。
腸セラピスト資格取得講座に興味がある方は、無料説明会にお申込みくださいね。