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腸活に新発見はない?発表されている健康情報の共通点

腸活に新発見はない?発表されている健康情報の共通点
腸活ブログにたどり着かれたということは、最新の健康情報や腸活情報を取りに来られたのかもしれませんが、実はここ最近の健康情報にさほど目新しさがないことにお気づきでしょうか。

腸内細菌に関しては、「○○という腸内細菌はこのような働きをすることがわかりました!」「私たちの●●は実は腸内細菌の影響を受けていたことがわかりました!」という具合に、「え、そうなんだ!そんなことまで腸内細菌が関わっているの?」という驚きはあります。(持久力とも関連があるんです!)

それ以外の「これを食べるといいよ」「こうしたら身体にいいよ」みたいな、ざっくりとした健康情報に関しては、もしかしたらどこかでもう見聞きされたことかもしれませんし、なんなら子供のころに親から言われたことだったりしませか。

腸内細菌の情報は難しい

腸内フローラ繰り返しますが、腸内細菌に関してはまだまだ未知数な部分が多いです。「このような可能性がある!」っていう言い方も少なくありません。
というのも、「腸内細菌A(仮)の働きは●●」と断定できるものではないんですね。

全体のバランスがこうだから、腸内細菌Aはこのように働くよね~でも全体のバランスが違ったときにはそのようには働かないよね…という世界なんです。

単純な例を挙げると、みなさんご存じの「ビフィズス菌」は善玉菌の代表格なので、お通じだけでなく心身の健康状態全般に関わります。ビフィズス菌が少ないと便秘になるし、代謝も悪くなるし、疲れやすくなるし、風邪もひきやすいでしょうし…という感じですね。
ところが、このビフィズス菌が多すぎるとかえって便秘になる可能性もあるんです。

つまり、ひとつの細菌について解明するにもそれだけを突き詰めればいいわけではなく、結局他の細菌とのバランスで働きが変わるので、ビフィズス菌はまだわかりやすいですが、日和見菌になったらもっとややこしいので、どんどん情報が出てくるという段階です。

令和の健康情報に目新しさがない理由

ここからがこの記事の本題です。

令和の健康情報にさほど目新しさがない理由は、「新しい情報を探しているのではなく、昔ながらの情報の根拠を掴みに行っているから」なんです。

例えば「お腹は冷やさないように」って昔から親に言われましたよね。パジャマだけは「イン」にするとか、腹巻を活用するとか、寝ている時に足を出してしまってもお腹だけは死守するとか…。

睡眠もそうです。早く寝るとか、よく寝るとか、具体的な睡眠時間までは言われなくても、夜更かしするものではないことは言われてきたはずです。

朝ご飯を食べる時間がないとか、寝起きで食欲がないなら「バナナだけでも!」と言われたことはないでしょうか。笑

このように世代を超えて、子供のころになんとなく言われてきたことを、今度は科学的に調べて「やっぱり先人の知恵は素晴らしい!」といっているのが今なんです。

ちなみに朝ごはん代わりに「せめてバナナだけでも」というのは、次のようなメカニズムから本当におすすめです。

  • 日光を浴びる+トリプトファンという栄養を摂取
  • トリプトファンを材料にセロトニン分泌
  • セロトニンが夜、メラトニンに変わる
セロトニンはみなさんご存じの幸せホルモンです。感情のコントロールや自律神経の調整に働きます。
そしてメラトニンは、睡眠ホルモンです。

トリプトファンが含まれている食材は様々ありますが、バナナもそのひとつ。さっと食べることができるので、「せめて!」という時にはいいですよね。笑

まとめ

食べ物が少なかった時代に言われていたことをそのままコピーのように真似することはありませんが、それでもまずは「普通の健康情報」を思い出してみませんか。
バランスよく食べる、早食いしない。夜はしっかり寝て、朝起きたら日光を浴びる。
こんなところから始めましょう。

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