あなたは健康情報はどこから手に入れられますか。
ネット記事?テレビ番組? セミナーに足を運んでいる方もいらっしゃるかと思います。
ネットからテレビからも、セミナーを受けることでも、すべてにおいてメリットとデメリットがあるので、それぞれのイイトコどりをしてほしいなと思い、この記事を書いていきますね。
最後には、腸セラピストおすすめの腸活本もご紹介します。どなたにでも読みやすい本を選びました。参考になれば幸いです。
健康情報はどの媒体からでもメリットとデメリットがある
「テレビで言ってたから間違いない」というのはどちらかというとご年輩の思考かもしれませんし、「ネットに出ていたから正しいかわからない」と考えること自体も、自然だと思います。どんな媒体にもメリットとデメリットがあるので、ざっくりと確認していきますね。
| メリット | デメリット |
テレビ番組 | 万人に共通する内容が多い | 専門家が言いたくても言えないこともある |
ネット記事 | 能動的に情報を取りに行ける。論文も見ることができる | 信憑性は誰が書いたかによる。校正されていないものもある |
セミナー | 専門家が本音で言いたいことを教えてくれる | 内容を「点」で話しをされることがある |
書籍 | 情報が更新されてもその本は“正しいまま”存在する | 専門家が書きたいこともカットされていることがある |
私なりの考えではありますが、解説しています。
テレビ番組
テレビ番組制作に携わる方とお話しをしたことがあるのですが、健康の情報番組に出られる人は基本的に「医者」です。
日本の医者は、西洋医学を学んだ人に与えられる資格ですし、腸内細菌のことを医学部で学ばれていないので(時代的にも)、その内容にはちょっと意見が分かれる内容もあるかなと思っています。(NHKでは東洋医学や腸が取り上げられてきましたが。民法の腸活は整腸作用のある食べ物の話ばかり)
コロナ渦ではワクチンの賛否が世間を騒がせましたが、テレビに出てくる医者は「ワクチン推奨派」が圧倒的に多かったですよね。
これこそ、賛否で討論してもらった方が番組としても面白かったと思うのですが、そうはいかないのが大人の事情でございます。
テレビよりは自由度の高いネット記事ですが、その記事にありつけるかどうかは、検索する人にかかっています。
普段から見ているような情報が「あなたは、これが好きですよね」とスマホに出てくるかと思いますし、検索バーに入れる言葉が違うだけで見つかる記事も異なります。受け身でいると有益な情報が得られませんね。
セミナー
テレビよりネット記事より、専門家が自由に話せるのがセミナーです。ぜひ足を運んでください。「ここだけの話なんですが」なんていうのも聞けますし、オンラインセミナーでも有益な情報は得られます。それこそ私はコロナ渦で、内科医教授が「薬と腸内環境」の話しをされるオンラインセミナーを受けました。これはテレビでは言えないだろうなという情報が盛りだくさんで、おもしろかったですよ。
セミナーのデメリットがあるとすれば、話を「点」で聞くことになるケースが多いということ。先ほどの内科医教授が「ヌルネバ食材がこのような理由でからだにいいんですよ」と話されましたが、じゃあ他の食材はどうなのか?までは話しが及ばず。
これはもう仕方がないことで、あまり幅広く話すと全体が薄くなってしまいますし、自由度の高いセミナーで浅く広く話すのは参加者さんにとってもあまり面白くありません。他では聞けない深堀りしたことを聞きたいので、こういうものだと思って聞いてください。
書籍
古くに書かれても廃れない内容もあれば、「その当時は最新情報だったけど、今は覆っている」というものもあり、これが書籍ならではの注意点です。
また、書籍を書いた医師いわく「書きたかったことの何割かは省かれた」とおっしゃいますし、収録番組でもこれはあると言われているので、自由度はセミナーには及ばないなと思っています。
ただ、なんだかんだ言っても、紙媒体を読む方が頭に入ったり、繰り返し見返せるのは大きな利点ですよね。
私はkindleで本を読むこともあるのですが、参考書としてしっかり手に取りたいときは本を買っています。
おすすめの腸活本
これは今後更新されるかもしれませんが、腸セラピストとしておすすめの本を選んでみました。
- 「新しい腸の教科書」江田証 著 … 本はこちらからご確認いただけます
- 「腸すごい!医学部教授が教える最高の強化法大全」内藤裕二 (著), 小林弘幸 (著), 中島淳 (著) … こちらからご確認いただけます
- 藤田紘一郎先生の書籍はどれもオススメ! … こちらから一覧をご覧いただけます。
最後は一冊をピックアップできませんでしたが、どれも専門知識がなくても(あっても!)わかりやすい本ばかりです。
また私が運営している「
腸セラピーサロン凛花」でも、本の貸出をしています。ご自由に手に取ってくださいね。