腸活とか腸もみだとかの発信をしていると、また講師の仕事をしていると、「麻紀さんってパンとかパスタとか食べないんでしょ」なんて言われることがあります。
腸活に出会う前と比べたら圧倒的にそれらを選んで口にする機会は減りましたが、パンもパスタも食べますよ。
健康情報を発信してると、どうしても正しさが全面に出がちなので、この記事では、私が目指しているのは正しさよりも楽しさであることを綴っていこうと思います。
腸活のハードルが下がればいいなと思いますし、好きなことをして好きな物を食べられるのは健康ありきであることも改めて伝われば嬉しです。
病気になる前に予防することは大事

健康と病気の間を「未病」といって、例えば慢性的な肩こりや腰痛なども未病に含まれます。会社を休むほどではないけれど、仕事のパフォーマンスが落ちていたり、病気ではないからといってこのまま放置していると、それこそ本当に病気になったりする恐れもあるので、なるべく早めに改善しましょうとか、予防していきましょうというのは方々で言われていますよね。
この意見には私も大いに賛成です。特に検査結果で「様子見ですね」「要観察ですね」と言われたら、絶対言葉通りに「様子を見る=何もしない」はよくありません。
これは黄色信号なので、生活習慣を見直し、その「様子見」「要観察」すら、なくなるのを目指していきましょう。
ただ、私はこの正しい啓蒙活動のために腸活を勧めているわけではありません。
健康を維持したいのは自由に活動したいから

「病気にならないように早めに体質改善しましょう」…これだけだと、楽しくない。笑
人は正しさだけでは生きられないと思っていて、頭でわかっていても心が動かないと行動も変わらないのではないでしょうか。
私が健康でいたいと思う理由に、自由に活動したい!というのがあります。
毎日単調な生活ではなく、昨日はこんな一日を、今日はこんな一日を過ごして、明日のスケジュールはこんな感じ…そんなライフスタイルが刺激的で楽しい。だとするならば、リズムが変わっても体調を保てる状態になっておきたいし、海外旅行も多少のオーバーワークも楽しみたい。
病院の待合室で過ごす時間も、体調が悪化するのを恐れて様々なことを制限する生活も、もったいなく感じたことはありませんか。
例えば風邪をひいただけでもそれまでと比べたら自由じゃなくなるし、パフォーマンスは絶対落ちますよね。人との約束もキャンセルしたり、日にちを変えてもらったりしなければなりません。
こういうことになる確率を少しでも減らしておきたい。それだけの話しです。
最新情報より知らない人に届ける努力を

健康のことは学びに終わりがありません。毎年毎年、お金を払ってセミナーを受けたり、本を読んだりしています。
ただ、私が頑張らなければならないと思うのは、どれだけ最新情報を取ってくるかではなく、「まだ健康情報を知らない人に、どのようにして届けられるか」を見つけることです。
2025年、まだ(といっていいのかわかりませんが)「腸活?何するんですか?」という人に出会います。
健康に関心のない人は確かにいますし、全員を振り向かせることはできませんが、もっと早く知りたかったとか、選択肢のひとつとして知っておきたかったという人がいると思うんですね。
「あ、腸ってそんな働きをするの?だったら、この不調も腸活で改善するかも!」と思うタイミングがあるかないかで、その人の人生も変わってくると思うんです。
だから私がどんどん最新情報を得て、腸活に詳しい人たちに対してのアップデートを図るだけでなく、「何それ!」という段階の人に「そんな方法もあるんだ!」とゼロ→1になるような活動をしなければならないと思っています。
そのためには私一人ではとても無理なので、腸セラピストの仲間が一人でも増えることを期待して、今日も活動を続けています。