「健康博覧会2025」2日目は、「腸活研究知見から導く新たな腸活ビジネスの可能性」というセミナーに参加してきました。
お話しくださったのは、日本マイクロバイオームコンソーシアム 研究開発部会 株式会社ちとせ研究所の、川原田雄希さん。
私は早くに申込者の列に並んでいたので、かなり前の方の席を確保することができました。
セミナーの席は、アルファベットのTの字にある席(最前列とセンターの縦列)がいいと、昔、目上の人から教わったことがありまして、健康博覧会のセミナーは早くから並んで、センターラインを死守しております。
終わって後ろを振り返ると、川原田さんのセミナーは本当に満員でした!やはり、腸活が気になる企業さんが多いんだなと改めて感じました。
腸活を含む健康情報について

川原田さんのお話しによると「健康の情報を見つけるのは難しいと感じますか」という問いに対して、日本人の30%がYESと答えているそうです。
あなたはいかがでしょうか。
ちなみにEUだと14%、オランダだと3%とのことです(3%!!!)。
こんなにも情報があふれかえっているのに!と思う一方で、情報があふれかえってしまっているから、混乱してしまうのかなとも推測できます。
また別のブログ記事で、健康情報の取り方(テレビ、ネット、本、セミナーから情報をとるときのメリット・デメリット)をお伝えしようとは思いますが、私としては足を運んでセミナーを聞くのが一番だと思っています(オンラインセミナーでもいいです)。
次に本を読むこと。イラストが多めのわかりやすいものからでいいので、書籍をおすすめします。

どこの誰でも無料で手に入る情報に価値がないとは言いませんが、情報を得ようとする心構えが(セミナーを受けるとか本を買うとかと比べて)全然違うのと、どうしても結論を暗記する覚え方になって根拠を理解していないので、結果的に混乱につながるのですね。
とはいえ、企業さんが一般消費者に向けてわかりやすく伝えるのって実は難しいので、私たちのようなセラピストや協会が発信したり、セミナーを開いたりできればいいなと、改めて思いました。

普段の食事は健康に気遣っていても「たまにはいいよね」とちょっと羽目を外すことってありますよね。
さて、そこで問いたいのが、その「たまには」は本当に「たまに」なのかってことです。
腸の状態って実は意外と早く変わるんですけど、ここで見落としがちなのが、早く変わるというのは早くよくなるというだけでなく、早く(簡単に)悪くなってしまうということです。
食事って栄養を摂ることだけでなく、打ち合わせや会食など、仕事面での潤滑油のような役割も担ってくれるので、健康かどうかはさておき…なんて場面がありますよね。

だから栄養のことだけを考えた食生活なんて難しいのが現状ではありますが、たまにはいいよね〜と言っている頻度を一度振り返ってみてほしいなと思います。
これは私もよくみなさんにお伝えしていますし、今回のセミナーでも、高脂肪食を食べて2日くらいで腸内フローラが乱れたというのがわかるグラフを出されていました。
※ちなみに腸活において「お肉を食べるな」とは誰も言っていません。
私は、加工肉(ハムやベーコン、ウインナー)はスーパーでは買っておらず、懇親会などの食事会や旅行や出張などの朝食に出てくるときだけ食べています。家庭の冷蔵庫には入れないようにしておりますので、腸活に出会う前と比べて相当食べる頻度が減りました。
川原田さんのセミナー内容は、腸セラピスト資格取得講座を修了したみなさんにシェアさせていただきますね。
腸内細菌とか多様性とか、このあたりは講座の中で私がお伝えしているどおりです。ビフィズス菌が多すぎてもダメだよーとかね。
腸セラピスト資格取得講座を修了しても、このように情報を得られる環境を整えていますので、興味がある方は無料説明会にお申し込みください。随時受付中です。