たまたまテレビをつけたら、画面いっぱいにこのような文字が出ていました。
「令和の新常識!風邪予防にはビタミンD」
2025年1月の土曜日、お昼12時半ごろ。お昼ご飯を食べるついでに何か面白い番組やってないかなと、何気なくテレビをつけたらこの一文でした。
自宅でそれを見た私は「えー!!!」とびっくりして叫び、そのままテレビを消しました。笑
世間ではどんな反応なのかが気になり、すぐにX(Twitter)を開いたら、「知らなかったー」「そうなんだ!!!」というリアクションをいくつか見つけたので、どうやら新常識らしい。でも、腑に落ちないので、今度は私がこの状況をFacebookに投稿しましたら、「知らなかった」とコメントくださった方もいらっしゃいました。
あなたはご存じでしたか?ビタミンDが風邪予防になることを。
私が「令和の新常識!風邪予防にはビタミンD」の一文を見て、ショックを受けた理由と、ビタミンDをどう取り入れていくのかをお伝えします。
風邪予防にはビタミンDを
X(Twitter)で「知らなかった」と呟いていた方々の文章をよく読むと、「風邪にはビタミンCだと思っていた」とのことでした。
風邪をひいてからはビタミンCで、風邪を予防するにはビタミンDなんです。
ビタミンDってどうやって摂るの?

みなさんお持ちのスマホで「ビタミンD」で調べてもらえたらと思うのですが、手軽でオススメなのは
日光浴です。日光を浴びることで体内でビタミンDが作られるのです。
魚を食べるというのもあるのですが、日光浴の方が毎日できそうですよね。
曇り空でも外に出て日光を浴びましょう。少なくとも1日トータルで20分がオススメですが、まずは朝起きてすぐに玄関でもベランダでもいいので、朝一で浴びることを習慣にしてください。
そうすることで睡眠の質が上がるからです。睡眠も1日の疲れを取るために、免疫力を落とさないように、風邪をひかないようにするためには意識したいところです。
「風邪予防にはビタミンDを」という言葉から想像していただけるかと思うのですが、ビタミンDのおかげで免疫機能を調整してくれます。ほかの働きとしては、骨の成長を助けてくれるのもあるのですが、ここでは風邪予防に焦点をあててお話しを進めていきます、
ビタミンDとは覚えなくていい
私の意見ですが、「風邪予防にはビタミンDだ」とは別に覚えなくてもいいかなーと思います。(セラピストを目指す人は覚えてね!)これだと、ビタミンDって何だっけ?あれ、ビタミンCじゃなかったっけ?とまた情報迷子になりかねません。
特にテレビで見て「なるほど!」と思っても、そんなに長期間覚えていられませんよね。
これだったらどうでしょう。
「日光浴は風邪予防になる」
「免疫力を低下しないように日光を浴びる」
日光浴は免疫力につながる!ってこと、ぜひ覚えてくださいね。免疫力が低下したら風邪をひくだけではなくて、様々な不調につながりますからね。
令和の新常識を見てショックを受けた理由
なぜ私がテレビで「令和の新常識!風邪予防にはビタミンD」と出ているのを見て、ショックを受けたのか。
それは正直に申し上げて、「それ、常識じゃないの?今さらなの?」と思ったからです。
もしかしたらビタミンDではなく、「日光浴」とすれば、「知っているよ」と答えた方もおられるかもしれません。ビタミンDと日光浴が結びついていないだけで、免疫力と日光に浴びることが関係していると聞けば・・・どうでしょうか。

私は2019年に幸せ腸セラピー協会を設立し、腸セラピストの資格取得講座も開講し、卒業生も専門家として濃い情報を日々発信しているのを見ます。協会を設立する前から、私はセラピストとして活動していて、1年目から腸活や食育、健康に関するセミナーに登壇しています。
私たちは腸内細菌というマニアックな情報を仕入れ、様々な勉強をしてはセラピストのみなさんやお客様に還元しているのですが、今回のことで反省しました。
私がここでどれだけ伝えても、テレビ番組の影響力の足元には到底及びませんが、世間の「え、そんなの当たり前やん!」というのがもっと底上げできるように、今よりもっともっと丁寧に地道に伝えていかなければいけないなと感じました。
これを読んでくださっているセラピストのみなさん、一緒に頑張って発信していきましょうね!