東洋医学の腸もみ資格取得講座
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単なる「ド正論」をセラピストは咀嚼して伝達していかなければならない

単なる「ド正論」をセラピストは咀嚼して伝達していかなければならない
「単なる「ド正論」をセラピストは咀嚼して伝達していかなければならない」というタイトルで、お届けする今日の記事は、腸セラピストになってお客様のお悩みに応えるのであれば、学んだことをそのままアウトプットしてもダメですよというお話をしたいと思います。

セラピストを目指す人、セラピストになった人、セラピストとして活動する人は、学びたい!知りたい!できるようになりたい!という欲を持っています。誰かに教えてあげたい、施術をしてあげたいという他人へ矢印が向いていることもあります。

一方で、腸もみサロンのお客様になる人というのは、この悩みを解消したい!と思われています。ここにギャップがあるのですね。

なので、セラピストになったあなたが、自分の感覚でサロンのお客様に接するとニーズに応えられなくなる可能性が出てくると言うことです。

人を動かすなら心を動かそう

カウンセリング「人を動かす」なんておこがましいことを書きましたが、例えばサロンに来たお客様の悩みを解消するために、「月2回のペースで来てほしい」とか、「今まで以上に500mlの水を飲んでほしい」と思うこと(伝えること)があるかと思います。
リラクゼーション目的ならともかく、AからBに変化することを求められたなら、お客様の気が向いたときにサロンに来てもらうようでは解消しませんから、プロの見立てで最適なペースをご提案します。

ただ、そうはいっても素直に聞いてくださる方ばかりでもありません。そこには色々な理由があり、すべてを知り得ることはできませんが、私たちセラピストが努力する点は、お客様の心を動かすことです。

たった1回の施術でこのような結果が得られたのなら、未来に期待できる!というワクワク感とか、親身になって話を聞いてくれた!という信頼感など、感情がぐっと動く体験を提供できるようになりたいものですね。

正論を並べがちになってしまう

さて、あなたの発信はどのような内容でしょうか。

「腸もみをしたらセロトニンが分泌されますよー!」
「身体の6割が水だから、お水を飲みましょう!」
「自律神経を整えるためには呼吸が大事ですよー!」

このような雄正論を並べてはいませんか。

もちろん、このような正しい情報も発信していく必要がありますが、それだけになっている投稿を客観的に見てみてください。

その文章を見て、心は動きますか?

正論と正解

腸もみその場その場において、もしかしたら正論と正解は異なるものかもしれません。

自戒を込めて書きますが、もっとお客様のことを想像し、考えましょう。

すべてをお客様の望み通りにすることはできませんが(こちらはプロとして提案していかなければ、結局はお客様のためにならないので)、お客様が知りたいこと・求めていることはなんだろうと想像したら、もしかしたら腸活のうんちくではなく、「このセラピストはどんな人?」ということを聞かれるかもしれません。

お客様の事を知りたければ、すでに来てくださっているお客様に聞いてみるのもいいですし、自分自身がサロンを探して来店し、実際にお客さんとして過ごしてみるのはとても勉強になります。
もしかしたら過剰なサービスをしていたとか、配慮が足りなかったとか、そもそも施術の腕をもっともっと伸ばしていこう!と気づけるかもしれませんよね。

美容や健康の仕事をしていると、どうしても正しいことを並べがちになります。
それも必要だけれど、決してそれだけじゃないよ!ということを、頭の隅に入れていただけるといいなと思います。

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