1.イライラしやすい
2.やる気が出ない
3.意見がコロコロ変わる
上記はいずれも小腸の働きと関連のある状態です。
イライラしやすいとか、やる気が出ないといった感情がわくこと自体は、悪いことではありません。
ただそれがずっと続いてしまうのは、身体へも悪影響ですし、なるべく早く切り替えたいですよね。
小腸ではセロトニンというホルモンが作られているのですが、
これは感情をコントロールしてくれる働きがあります。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれることから、
「いい気分にしてくれる」と思っている方も多いのですが、
イライラは落ち着かせ、やる気のない状態は前向きに引き上げてくれる、
つまり、ちょうどいいところにバランスを取ってくれるのです。
感情を表現する慣用句もたくさんあり、
「腹が立つ」はなんと鎌倉時代にはすでに使われていたといわれています。
そのほかにも、「腹を据(す)える」「腹をくくる」などもありますね。
お腹を整えることで、決断する力を育てることができるのです。
すぐにカッとなってしまったり、落ち込みやすかったりするのは、
生まれつきの性格だと思われていたかもしれません。
しかし、もし、今の性格で生きづらさを感じるのであれば、
腸を整えることで、穏やかさを取り戻したり、自信を持って意見を言えたりと、変わることができます。
お通じがあるから大丈夫と見過ごさずに、
冷えたり食べ過ぎたりしてコリ固まった小腸を、腸セラピーでほぐし、温めましょう。
小腸を整えるのは食べ物の見直しと、血行をよくすることが大切です。
お腹から出ているサインを早めに気づいてあげることで、
感情をコントロールし、自分のご機嫌は自分でとれるようになりますよ。