今、小さな子供の便秘がとても多いようで、どのように対処すればよいか相談を受けることがあります。
子供といえども、腸の影響による症状は便秘だけではないので、健康に気を遣う今改めて、子供の腸活について書いていきますね。
あなたや周りのお子様には、このようなことはありませんか?
- 落ち着いて話を聞くことができず、授業中でもよく席を立ったり、じっとしていられない
- ささいなことでカッとなることが多い
- 列に並ぶときなどに立っていられず、すぐにしゃがむ
- 食べ物の好き嫌いが激しい
- 発達障害や自閉症の傾向がある
- 冷えを訴える
これでも一部ですが、当てはまるものがあれば、腸が疲れているサインです。
では、「子供の腸活」とはどんなをことをすればよいのでしょうか。
大人とは何が違うのでしょうか。
あなたのお子様に「腸のお疲れ状態」があるようなら、まずは知ってほしいポイントを3つお伝えしますね。
積極的に「土」に触れよう!
近所の公園、家庭菜園、畑など、素手で土に触れる機会を積極的に作りましょう。
おうちに庭があれば、草むしりをすることで、土に触れることができますね。
ポイントは、素手で触ることです。
どんなに土で汚れても、しっかり手洗いすれば何の問題もありません。
むしろ、土には土壌菌という菌が存在しており、これが腸内環境を豊かにしてくれます。
大人と同じ睡眠時間は危険!
最近は夜遅い時間でも、大人と一緒に外を出歩いている子供が多い印象を受けます。
胃腸がいちばんよく動くのは、寝ている時ですので、特に未成年の睡眠時間に要注意です。
たとえば、3〜5歳は11〜13時間、小学生は10時間、中高生8時間程度の睡眠時間が望ましいです。
中には「ショートスリーパー」の人もいらっしゃるようですし、単純に時間の長さだけでなく質も重要になりますが(熟睡)、基本的には大人でも7時間は寝るように意識して生活してみてください。
どんなに食べ物に気を付けていても、睡眠不足では腸に悪影響です。
また、睡眠不足により甘いものを欲するようになったり、イライラしやすくなったりします。記憶力低下につながるので、学力にも影響を与えます。
炭水化物抜きは危険!
炭水化物の内訳は、糖質と食物繊維です。
食品にもよりますが、炭水化物をごそっと抜いてしまうと、食物繊維も省いていることになるのです。
さらに子供の体は「燃費が悪い」が特徴にあります。つまり、こまめに食べて栄養を摂らないとすぐに燃料切れになるのです。保育園などでおやつの時間があるのは、理にかなっているのですね。
大人は間食をしなくても(体の構造上は)何の問題もありませんが、子供はしっかり食べて体を作る時期です。
最近は小学生でもダイエットをする子がいるとか。しかし、10代の過度なダイエットが社会問題になっているのが現実です。
オススメの間食(おやつ)は、バナナやヨーグルト、さつまいも、果物、寒天ゼリーなど、なるべく砂糖を使わないものです。おにぎりもいいですね。「体にいいおやつ」が難しければ、まずは「菓子パンは食べない」と覚えてもらって構いません。
そして、お茶やお水などの水分と一緒に摂ることと、あくまでもおやつは食事の「補助」であることを覚えていただければと思います。
もちろん、食事の偏りや食べ過ぎには注意が必要です。菓子パンなどはなるべく控えて、ご飯とみそ汁を基本にするのは大人と同じです。
- 落ち着いて話を聞くことができず、授業中でもよく席を立ったり、じっとしていられない
- ささいなことでカッとなることが多い
- 列に並ぶときなどに立っていられず、すぐにしゃがむ
- 食べ物の好き嫌いが激しい
- 発達障害や自閉症の傾向がある
- 冷えを訴える
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