東洋医学の腸もみ資格取得講座
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【慣用句】お腹が悪いと怒りっぽい?

腹を使った慣用句

腸は感情とかかわりがあるのは、学んでいく中で習得できるのですが、実際に腸セラピストとして多くの方の腹部に触れさせていただくと、知識を超えたものに出会うことがあります。

腸セラピーを受けられたお客様から、「自分とつながるような気がします」と言われたこともあり、お腹とは本当に不思議な部位だなぁと感じています。

昔から「精神は腹部に宿る」といわれていたそうですが、いつの頃から使われていたのでしょうか。
「腹」を用いた慣用句は、たくさんありますよね。少しずつ、慣用句をピックアップしていきますので、日本語のおもしろさも感じていただければ嬉しいです。

 

この記事では「腹悪し」という言葉を、ご紹介しますね。


「腹悪し」は、「はらあし」と読み、次のような意味があります。

 

 

1.おこりっぽい。短気である。


「大臣極めて—・しき人にて、目を嗔(いか)らかして」〈今昔・一九・九〉

 

2.意地悪い。腹黒い。


「幼少の時よりして—・しきゑせ者の名を得候ひて」〈義経記・五〉

(デジタル大辞泉より)

これらはいつ頃のものか、補足してみましょう。

『今昔物語集』

作者ははっきりしていないとされる、逸話集です。1120年あたりに成立かと見られるものの、諸説あるためはっきりとした成立年代も不明とされています。「今は昔」で始まる物語を、国語の授業で触れた記憶はないでしょうか。仏教説話のあと、物語がはじまるという構成になっています。


『義経記』

源義経とその主従を中心に描かれた軍記物語で、こちらも作者はわかっておりません。室町時代(1336年〜)の初期に成立したといわれています。この「義経記」をもとにして、義経の運命を描く能や歌舞伎、人形浄瑠璃など、たくさんの作品があります。

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こんなにも昔から、腹を使って感情を表現していたのですね。「腹悪し」自体は普段、言ったり聞いたりすることは少ないかと思いますが、「お腹が悪い」が怒りっぽいことを表しているのは面白いなぁと思います。

「お腹」を使った言葉、あなたはどんなものが思い出されますか? 普段よく使う言葉はありますか?
今後もたくさんご紹介していこうと思っています。

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