大人になるにつれて、それまでの経験や周りの話から、健康に気を遣うようになってくるのではないでしょうか。
20代でも10代との違いを感じるでしょうし、30代はより20代との違いを体感しますよね。
肩や膝など関節の痛み、疲労回復の速さなど、年齢や生活環境により、様々あるかと思います。
そんな中で、どうも胃腸の健康優先順位が低そうに感じるのは私だけでしょうか。
「食事くらい自由にさせてほしい」
「食べることが唯一の楽しみだ!」
「食欲にはどうしても勝てないよね…」
このような声を耳にすることも、少なくありません。
そこでご紹介したいのは、「腹も身の内」という慣用句。意味は次の通りです。
腹もからだの一部であるから、大切にして、暴飲暴食は慎むべきであるということ。(goo辞書より)
時には暴飲暴食をしてしまうこともあるかと思いますが、胃腸は目に見えないので、つい食欲に負けてしまいがちですよね。
好きな物を好きなだけ食べる楽しみも、確かにあると思います。
「食を楽しむ」というのは、実は「食の2つめの役割」なのです。
食の三大機能
身体のことを考えた栄養バランスをとるべきだと考える人もいれば、楽しくおいしく食べられればいいという考えもあるでしょう。
どちらも食の役割なのですね。
食には三つの機能があります。
第一次:栄養機能
第二次:感覚機能
第三次:生体調節機能
楽しくおいしく食事を楽しむためにも、健康である必要があります。病気になったり、骨がもろくなってケガをしたり、噛んだり飲み込んだりする機能が落ちてしまったりすると、好きな物を食べることすら難しくなりますよね。
その健康の土台を作った上で、楽しく過ごす、初対面の人とでも和む場をつくれるというのが第二次機能です。
食に関する発信はとても多くの方がされていますが、あなたの身体はあなたが食べた物でできていることには間違いありません。
お酒を飲む人が休肝日をもうけるように、時々、胃腸を休める日を作ってもいいのかもしれません。
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