腸活というと、お味噌やヨーグルトなどの発酵食品を積極的に食べることをイメージする方は多いと思います。
お味噌を手作りしたり、ヨーグルトメーカーが売れたり、発酵食品のスペシャリストもいたりします。
実際に私(坂本)も、当協会の発酵食品スペシャリストのもとで2回、お味噌作りワークショップに参加しました。
これは毎回開催して頂き、毎回参加したいと思っています。
発酵食品のスペシャリストはこちら
一方で、「腸活=発酵食品を食べる」と単純に結びつけるのは考えものです。
普段はほとんど野菜を食べなかったり、お酒を飲みすぎたり、朝ご飯は菓子パンをほおばるような食生活(腸の勉強をしていなくても、食生活が乱れているなとわかる程度)であれば、まずはお味噌汁を一杯加えてみたり、間食にヨーグルトを食べてみたりするのはいいと思います。
ところが、ある程度は食生活に気を付けているのにも関わらず、体質が変わらないとか、体調不調がよくならないと感じるのであれば、発酵食品の種類を見分けて、食べ分けることをおすすめします。
では、発酵食品にはどのような種類があり、どのように食べ分ければよいのか、ご提案させていただきますね。
発酵食品には2種類ある
そもそも、発酵食品には「植物性」と、「動物性」のものがあります。「植物性」は納豆やキムチ、「動物性」はヨーグルトやチーズなどの食材が代表的ですね。この2つは別のものとして認識しておきましょう。
免疫力や抗炎症作用に関わる腸内細菌を増やすためには、納豆やキムチがおすすめです。大腸菌や胃がんの原因ともいわれている菌が減少することもわかっています。悪い菌を増やす傾向はありませんが、腸内細菌の代表格である「ビフィズス菌」を増やす作用は、今のところ報告されていません。
おなじみビフィズス菌を増やすのには、ヨーグルトなどの動物性発酵食品がおすすめです。ビフィズス菌の特徴としては、アレルギー症状の緩和や、腸炎の抑制作用も報告されています。また、毎日の摂取により、大腸菌が減る傾向もあります。
ただ、動物性発酵食品を摂りすぎると、虫歯菌も増えることがわかっています。
まとめ
発酵食品には種類がありますので、あなたのお腹にあったものを食べていきましょう。
「自分の腸内環境だと、どうすればいいのかな」と思われた方は、一度調べてみませんか。
詳しい内容は、こちらに記載しております。