これは私(坂本)が、しょっちゅう口癖のように言っている事ですが、最近身をもって体感したので、記録の気持ちも込めてブログにしたためます。
私が口癖のように言っていること、それは…「日光に当たろう!」です。
病院に行ったときに、「ゆっくり休んでください」や、場合によっては「適度に歩いてください」などと言われることはあるかもしれませんが(それでも少ないと思います!)、
「日光を浴びてください」と言われることがあるでしょうか(いや、ないでしょう)。
東洋医学では、うつや老化対策に日光浴がいいと言われています。
ところが私たちが馴染みがあるのは「西洋医学」で、薬や手術で治そうとするもの。
なので、なかなか日光浴を勧められる機会がありません。
では、どのようにして私が「日光浴が大切であることを身をもって体感した」のかというと、ほぼ日光を浴びない日を過ごしたことで、感じるものがあったからなんです。
日光を浴びないとどうなる?
私はマンションで暮らしているのですが、ある時期、改装工事が行われることから、「この期間はベランダに作業員が入るので、プライバシー保護のためにカーテンを閉めてください」という通達が来ました。
この時期、ちょうど私は体調を崩していて、仕事はオンラインのみにしていました。
体調を考慮して外出を控え、仕事も自宅で完結させる。その状況で、うちで一番日光が入る東側のベランダの窓は朝からずっとカーテンを閉める…こんな日が2日ほど続いたんです。
体調が万全でないことも相まってか、気分がどことなく落ちていく、どんよりとした感覚がひしひしとしました。
工事の作業が終わる頃には、日も沈んでいます。
カーテンを閉める必要のない窓もありましたが、こちらは日中はあまり立ち入らない部屋だったり、日光があまり入らない方角だったりして、「東側のベランダ」の代わりにはなりません。
わずか2日でしたが、「カーテンを開けたい!日光を浴びたい!」とわざわざ思ったことは、それまでにありませんでした。
特に日照時間が短い冬に、うつが多いと言われています。
日光を浴びるのは、直射日光である必要はありません。窓ガラス越しでも構いませんので、朝起きたらサッとカーテンを開け、日光を浴びましょう。
高齢者施設に入居している方にも、日光浴の機会が増えるといいなと、元介護職員としては改めて感じた出来事でした。