東洋医学の腸もみ資格取得講座
幸せ腸セラピー協会
完全予約制10:00〜18:00(不定休)

  1. 腸活ブログ
  2. 食品・栄養
  3. 便秘解消のために食事を増やす提案をお客様にできますか
 

便秘解消のために食事を増やす提案をお客様にできますか

便秘解消のために食事を増やす提案をお客様にできますか
腸もみサロンに来られているお客様の変化が早くて、感動している状態でこれを書いています。
整骨院で「大腸が硬いよ」と言われたらしく、それならば腸専門のところに行こうと思われたのがきっかけです。伺うと便秘とのことでした。お腹も触らせていただいたところ、確かに硬い!本当に硬い! 一回の施術ではお腹の硬さもお通じも、おそらくどうこうならないかもしれない…というくらいでした。

次の腸もみを受ける日は、「2週間以上は空けない方がいいです」とお伝えしつつも、いつにするか、そもそもまたうちを信じて来てくださるかは、ご本人にお任せしております。なんにせよ、私は「食事量を増やせますか」とお伝えしました。

結局、そのお客様は1ヵ月以内で3回、ご来店になりました。この3回目の施術前に、お通じがあること、しかもスッキリ感もあり、「こんなことは今までなかった」とおっしゃったことが嬉しかったです。さらに実際に腸もみをしてみると、初回よりも断然に柔らかくなっていたのです。まだまだ硬い領域ではありますが、初回と比べたらもうこんなに早く変わるものなのか!と感動するくらいでした。

セラピストが「食べる量を増やしてください」を提案できる選択肢を持つことって、大事だなと思ったので、それを書いていきますね。


現代人は食べ過ぎ!でも…

しっかり食べて健康になろう!というのは、やや昭和的というか、古い価値観・考えだなと思うセラピストが多い傾向にあります。私も、食べ過ぎから肥満、そして肥満からのリスクは大きいと思っています。メタボはもちろん、簡単な外科手術でも、肥満がゆえにダイエットをしないと手術できないとか、肥満が理由で本来よりも大掛かりな手術をせざるを得ないケースもあるくらいです。

朝ご飯は抜いた方がいいとか、夜は何時までに食事を終わらせようとか、食事量をマイナスにする傾向が強い中、私はこのお客様に「食事量を増やしてください」と言いました。しかも、このようなご提案は初めてではありません。

ただたくさん食べればいいわけではありません。カロリー過多で低栄養の人が多いので、やみくもに口に放り込むだけでは腸内環境が乱れます。でも、顔を見て話しをしていると、「このお客様に提案してもドカ食いはしない」ってわかるじゃないですか。そこを信じて伝えています。
「現代人は食べ過ぎ」とか、「空腹が身体を健康にする」とか、この言葉自体には賛同するのですが、個々で見ていくと、やっぱり食べて!ってなることがあるんですよ。目の前のお客様を大衆で見ないで、ちゃんとひとりの人として観察していく。当たり前ですけど、改めて大事なことだなと思ったのです。

とあるSNSでこのようなコメントをいただきました。ちょっと私的には褒めすぎなくらいの嬉しいお言葉ですが。
食事量をあえて抑えている方って、理由があるわけです。このお客様も理由がありました。それでも食べた方がいいと判断したら、ご本人の「食事を抑える理由」を振り切ってでも伝えます。

最新情報に流されない

健康に関する情報は、どんどんアップデートされます。こういうのは『上書き保存』でインプットしていく人も多いですが、私は『別名で保存』で引き出しを増やす感覚でインプットしています。後から出た情報の方が最新なので、上書き保存していく気持ちはよくわかるのですが、物事は見方・角度を変えると、いく通りにでも表現できるし、物事は何でも表裏一体だと思っているからです。
朝ご飯を抜いた方がいい理屈も、食べた方がいい理屈もわかる(言える)んです。なんでそう言っているのか、なぜこれは逆のことを主張しているのか、そこに興味関心を持って情報を取っていくと、自分の引き出しがどんどん増えます。

「その根拠はなんだろう」そんな目線で情報に触れていくと、情報に振り回されることはありません。特に健康情報は、そんな目線で見てくださいね。

幸せ腸セラピー協会

【完全予約制】

営業時間:10:00〜18:00(月・火休)

 大阪市城東区今福西6-4-29  協会概要はこちら

お問い合わせワークショップ・講座・無料説明会 スケジュール腸内DNA検査 お申し込みフォーム