腸もみができるセラピストになりたい!けれど、フェイシャルとかボディとかもできた方がいいのかな?と思われる方に出会います。個人サロンでもよもぎ蒸しやホットストーンなど、できることが増えておりますので、「私もやった方がいいのかな」と気になりますよね。
答えとしてはどちらでもOKなんですが(笑)、「みんな色々やっているから、私もやろう!学ぼう!」という発想は危険です。学ぶことに時間とお金をかけることに満足して(やった気になって)、全然お客様に届けられずに終わるのがオチです。
このブログでは、セラピストとして活動したいけど、お腹だけのメニューでやっていけるのかな?と迷われている方に向けて書いていきます。私の経験と、腸セラピスト養成スクールの受講生さんのお話しも交えてお届けしますね。
サロンを始める前に考えること
これ、いつだったかのブログでも書いたのですが、大事なことなので繰り返します。
サロンを始めるときには「誰に届けたいか」を必ず考えます。自己満足でやっていてもお仕事として成立しませんよね。どんな悩みやニーズのある人に来てほしいのかを考えましょう。そうしたら自ずと、学ぶべきことが見えてくるはずです。
サロンを始める前に調べること
さあ、今度はよそのサロンをチェックしましょう!
このとき「うちの近所には腸もみサロンがないので、比べるところがありません」とか、「腸もみやっているサロンがないので競合はないです」と答える方がいるのですが、競合のいないお仕事というのは、砂漠にお店を出すようなもの。ライバル店もいなければ、お客様もいない。
あなたのサロンに来るであろうお客様を想定したら、もしあなたのサロンが存在しないとすれば、どこに行くでしょうか。まだあなたがサロンをオープンしていなければ、今はどこに行ってそうですか。この答えが「腸もみのサロン」とは限らないのです。アロマセラピーサロンかもしれないし、フェイシャルサロンかもしれないし、ヨガスタジオかもしれません。
よそと自分のサロンを比較してみましょう。何が見えてきますか。
専門性で行こう!と決めた理由
腸セラピスト養成スクールの受講生さんが、近隣のサロンをいくつか調べて、このようにおっしゃいました。
- 予約することを想定しながら見てみたけど、メニューがたくさんありすぎて結局決められなかった
- オススメのメニューがあったけど、それを受けたらどうなるのかわからなかった
- 腸もみのメニューがあったけどオプションっぽかった
このようなことがわかったので、「じゃあ、私は腸もみ専門店で行こう!」と方向性を決められたのです。
私自身は全身のアロマトリートメントもできますが、アロマトリートメントのご予約をしてくださるお客様でさえ、腸もみありきで来られています。
お腹専門のサロンを探して…ということで、うちを見つけてくださった方がほとんどです。
メニューの数は関係ない
サロンのメニューが多いからお客様に支持される…というわけではありません。
複数のメニューがあるとすれば、そうしている明確な理由があるはずで、「セラピストのできることを羅列しただけ」のメニュー表は、お客様を混乱させます。
このような考え方(答えではなく)も、腸セラピスト養成スクールの中でお話ししています。
腸もみのサロンを開いてみたい!と思われる方は、ぜひ一度、無料説明会にお越しください。