ボディケア、アロマトリートメント…このような施術も、動画学習ができるようになっているのをご存じでしょうか。
私がこれを知ったときには、「ええええ!」と声を出して驚いたのを覚えています。
コロナ禍を機に、外出しなくても学べる機会はぐんと増えましたが、まさか施術も動画学習になる日が来るとは。いや、来るとしても、もっともっと先の未来の話かと思っていました。
ということで、お察しのとおり、腸もみの施術を身につけるのに、動画学習は「あり得ない」というのが私の意見です。
ただ、それだともうブログが終わっちゃうので(笑)、なぜ腸もみは動画学習できないのか理由を書いていきますね。スクール選びの参考になれば幸いです。
腸もみが動画学習に向いていない理由3つ
- 強さ(圧)が確認できない
- 感触を確認できない
- 腸もみをする人の指がそれぞれ異なる
YouTubeで見たけど、結局どれくらい押していいのかわからない…ということで、幸せ腸セラピー協会に来られた方もいらっしゃいます。腸もみは「押す」以外の手技もあるのですが、それをスクールで直にお伝えしても、何度も確認しながら練習したり修正したりを繰り返しております。
もし動画を見ながらおひとりで取り組まれたら、間違っているかも…ということに気づけないかもしれないし、気づけてもどう修正したらいいかわからないですよね。
直にお腹をさわって、それを受けた人が修正ポイントを伝えていく。基本的なやり方こそが、結局は近道だと感じております。
上述したとおりですが、動画では「これで合ってる?」を確認できません。見た感じは悪くないんだけど、実際は指1本分ズレているとか、あまりにも力加減が弱すぎるとかっていうのは、施術を受けてみない事には何ともいえません。せっかく腸もみをするなら、効果を出したいですもんね。
また施術をするだけでなく、施術を受ける…ということをカリキュラム内で行います。受けたこともないのに人に提供するなんて無責任です。腸もみを受けることで気づく事、知ることがたくさんあるので、感触を確かめられるのもスクールならではのメリットです。
現役受講生さんはもれなく「こんなにおしていいの?」って言います。
そして、現役受講生さんの練習モデルになる先輩セラピストは、もれなく「あ、もっと強くていいよ!」って言います。笑
初めての方が不安になったり、ちょっと怖いなって思ったりするのって、私は正しい反応だと思っていて。内臓が詰まったお腹を押すわけですから、緊張して当然です。安心安全な施術が第一なので、ノリと勢いでやられては困ります。
そんな時期があった受講生さんも、きちんと学んで「先輩セラピスト」になったときに強弱をアドバイスしてあげられている光景が私は大好きで、頼もしく感じています。
これって、動画学習では、あり得ないことですよね。
腸もみをする人の指がそれぞれ異なる
「人差し指、中指、薬指の3本でここをこう押してください」と言っても、そもそも指が人によってちょっとずつ違うので、個別に見る必要があります。
例えば、指が細いときに立てすぎると接地面が「点」になって痛く感じることもあれば、指が太い場合に寝かせぎみに押してしまうと、今度は接地面が「面」になって、ピンポイントで刺激を入れることが難しくなります。また女性は関節が柔らかいので、反りやすい人もいます。
なので、指の角度は何度って決められなくて、人による…というのが正解なんです。
通いやすさも考慮したカリキュラム
これらのことから、腸もみを学ぶときには大阪の幸せ腸セラピー協会に来ていただいておりますが、受講生は北海道から九州(長崎、熊本)と、遠方からもお越しになっています。しょっちゅう大阪に行くことができない方には、座学に関してはオンラインで進めていき、大阪に来られた際には滞在時間を長くとっていただいて、集中的に何度も何度も施術練習をしているのです。
もし遠方で、複数人で一緒にご受講くださるのであれば、出張も致しますので、お気軽にご相談くださいね。
まずは幸せ腸セラピー協会の腸セラピスト養成スクール無料説明会からどうぞ!お待ちしております。