腸セラピスト養成スクールを受講中の方が、九州から大阪にお越しになり、施術練習を徹底的に行いました。
施術練習の日程が決まれば、卒業した先輩セラピストにも連絡しますので、都合がつく方には来てもらってます。
そこでお互いに施術をしたり、受けたりして、学びを深めていってもらってます。
最終的には私に腸もみをしてもらいますが、できればこうして、施術している姿勢も見たいので、卒業生さんが来てくれることは私にとっても助かります。
施術をすることは練習になるし、手を動かしてなんぼ、というのはイメージしやすいかと思うのですが、このブログでは「腸もみを受けることも勉強になるよ」ってことを書いていきますね。
知らないものは提供できない
私は会社員時代から、アロマトリートメントをしょっちゅう受けに、サロンに行ってました。当時の自宅の最寄駅前にバリの雰囲気の素敵な(施術もいい!)サロンによく通っていたんです。
ところがスクールを受講して「サロンを開きたい!」という人の中には、「サロンに行ったことがない」という人も一定数いまして、「行ったことがないのになんでそんな夢を描けるのか?」と、私にはわからなかったのですが、そうおっしゃる方には「一回は絶対行って!」とお伝えしております。
やっぱり、知らないものは提供できない。
知らないものは、改善もできない。というか、何がいいか悪いか、わからないですよね。
もしかしたら、どこかのサロンで「これはちょっとやだな」という思いをするかもしれません。そしたら反面教師としましょう。
「なんとなくやだな」と思ったら、なんとなくで終わらせずに、何がそう思わせたのか分析して、同じことを自分でやらないように勉強しましょう。「気づかせてくれて、ありがとう」です。
今回、サロンを開いている卒業生が、こんなことを言ってくれました。
改めて基本のキに立ち返ることができました。例えば軽擦(けいさつ:やさしく擦る)1つとっても、動作が単純なだけに適当になりがちだったけど、こんなに大切な手技だったんだと初心にかえれました。
施術を受けるってのはすごく勉強になりました。
これを聞いて私は嬉しくて嬉しくて、涙が出そうでした(ほんとに)。
難しい手技=効果がある、じゃないんですね。意味のない手技なんてありません。それぞれに意図があり、効果があるのです。
もしかしたら初めて学ぶときは気づけないかもしれない。手順を覚えるのに精一杯かもしれない。それはそれでいいんです。
ちょっと余裕が出てきたときに、お客様の立場になってリラックスして腸もみを受けてみると、その時だからこそ気づけることが、必ずあります。
その気づきを得てもらいたくて、幸せ腸セラピー協会の腸セラピスト養成スクールは、再受講を何度でもOKにしています。
セラピストになることに興味がある方は、安心して、扉を叩いてくださいね。