東洋医学の腸もみ資格取得講座
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セラピストは注意!「施術をする」と「施術を教える」は別のスキル

2024/03/07
セラピストは注意!「施術をする」と「施術を教える」は別のスキル
ストレッチやトリートメントなど、いわゆるボディケアを行うセラピストは、どこかのタイミングで「講座を開きたい」と思うことがあります。
腸活の場合で言うと、腸もみという施術を提供するだけでなく、腸はそもそもどんな働きをしているのか、なぜ“腸活”が必要なのかっていう知識をお客様に提供する方法もありますよね。
腸もみのセルフケアもそうですし、栄養のお話しをするのもそう。このような知識をお客様に持ってもらうことで、腸もみの相乗効果が期待できます。

また、コロナ渦を機に、オンライン会議システムがかなり普及しました。
主催者にしてみれば、セミナールームを借りなくていいし、テキストもデータで送ることができるので開講するハードルが低い。参加者も自宅で学ぶことができるので、遠方に住んでいる先生の講座も受けることができます。

ということで、このブログでは「施術できるようになったから、講座開こう!」は注意が必要だということを書いていきますね。

施術するスキルと教えるスキルは別

名プレイヤー=名コーチ、とは限らない

いくらあなたが“ゴッドハンド”をお持ちでも、いくら経歴10年以上でも(20年以上でも!)、いくら単価が高い施術をしていても、いくらリピーターさんの人数が多くても…それでも「施術ができる=わかりやすく教えられる」ではないことを肝に銘じておきましょう。

腸もみをすることと、腸活のことを話すのは別のスキルが必要になるのです(腸もみの仕方や栄養の話など、いろいろありますが、ここでは「腸活の話し」と一括りにします)。
ですので、「施術することにも慣れてきたし、そろそろ講座も開いてみようかな」と思ったとき、もしくはそういう声をもらったときに、「何から言えばいいんだろう」と立ち止まるセラピストさんって、結構いらっしゃるんです。むしろ、立ち止まれるセラピストならいいのですが、自覚のない方も残念ながらおられます。自覚のない人は知っていることをそのまま口から出すだけなので(←ひどい表現ですね)、聞く側としては「???」なんです。

腸もみ前のカウンセリングは「聞く時間」

腸もみ前にカウンセリングをするセラピストがほとんどだと思いますが、カウンセリングっていうのは「聞く時間」なんですね。
セラピストがよかれと思って、うんちくとかセルフケアとか教えてくれるんですが、うんちくはいらないし、セルフケアを言うなら施術後です。身体を触りもしないでセルフケアを言うくらいなら、初めから「セルフケア講座」にするべきで、「腸もみ」でメニューを出しているなら腸もみがメインなんですよ。
ちなみに施術後はぼーっとするから、たくさんアドバイスされてもお客様は覚えられません。自分で腸もみを受けるという体験をして、お客様の気持ちを理解しておきましょうね。
このカウンセリングの時間に「教える」ってことをしちゃうと、リピートしてもらうのは難しいです。
教えるのは「教わりたい人、学びたい人」に行うので、やっぱり、施術と講座は別なんです。

講座を作る上で大切なこと

「教える」は、「専門知識をそのまましゃべる」ではありません。自身の経験談を語る場でもありません。分からないけど知りたい!っていう方々が理解し、行動や心の変化を生むところまでが講師の役割です。

そのためには何を伝えるかだけでなく、どのように伝えるかも設計しなければならないんですね。また一つのことに対して、複数の言い替えができるのがベターです。


「そうはいっても、どうしたらいいかわからない」「講座を開いてみたけど、わかりやすい!とは言ってもらえなかった」という方に向けて、このたび本を出版しました。


この本は小説のように最初から順に読む必要はありません。目次から必要な部分を見つけてもらったらいいかなと。
もしくは、「伝え方講座」を受講するという手もありです。こちらは90分でさくっと学べますし、2024年5月末までは超お得な受講料でご用意しています。(超を腸って変換しちゃったよ)

あなたから学びたい!という人に巡り合えますように。

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