東洋医学の腸もみ資格取得講座
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腸もみセラピストだけど足の指を見る理由

2024/03/08
腸もみセラピストだけど足の指を見る理由
腸もみをする人はお腹を見るのは当たり前ですが、お客様の体質改善のために見させていただくのは、お腹だけではありません。お腹をさわりながら、顔色や表情はどうか(変化があるか)、呼吸は深いか、巻き肩になっていないかなど、仰向けの姿勢からでも観察できることはあるからです。

施術ベッドに仰向けになったら、ほとんどの方が自然に目を閉じて過ごされますが、時々(でも確実に何人かは)、目を開けたままでいらっしゃることもあります。照明を薄暗くしているので、目を開けたらダメというわけではないですが、芯からリラックスしていただくためにも目を閉じて過ごされることをオススメします。

そしてタイトルにも書きましたが、私は足の指も見るようにしています。
腸セラピーサロン凛花をはじめとする一部のサロンでは、うつ伏せになって受けられるアロマトリートメントもあるので、そのときは特にしっかり見ることができますが、仰向けでも見てわかることがあるんですね。

足の指で何がわかるのか? どんな状態がよくないのか? 解説していきます。

足の指をチェックする理由

なぜ、腸もみをするのがメインなのに(腸セラピストなのに!)、足の指を見るのでしょうか。
私たち人間の健康を考えるときに、「適度な運動」というのは欠かせないのですが、これを具体的にいうと「とにかく歩く!」なんですね。筋トレとかストレッチとかはその次でいいです。姿勢よく歩くことで代謝もよくなるし、体幹も鍛えられるし(姿勢よく歩いたらの話しですが)、下半身の筋肉を使うことは腕立て伏せとか腹筋運動とかよりもとても大切だからで、さらには骨を丈夫にすることにもつながるんです。

家の中を歩いています…っていうのは論外です。靴を履いて外をあるときと、家の中を歩くときでは足の運びが異なるはずです。(家の中ってちょっとすり足に近くないですか?)しっかり外を歩いて足に刺激を与える事で、骨が丈夫になります。 
また、外を歩くことで日光を浴びることになります。夏のような日差しでなくて構いませんので、なるべく日光を浴びて体内でビタミンDを作ることで免疫力アップにつながるのは、全く新しい話でも何でもありません(セラピストを目指す方は、覚えておいてくださいね)。

足の指をチェックしてみよう

では、足の指をチェックしてみましょう。
写真の足は仰向けとうつ伏せで撮ったものなので、比較するにはどうかと思いましたが、イメージをつかんでいただければと思います。
 
最初の足の写真(指が上を向いている)は、足の指がしっかり見えていますよね。
一方で、2枚目の写真(指が下を向いている)は、指の部分が隠れぎみになっているのがおわかりいただけますでしょうか。
うつ伏せで見ると多少はこうなりますが、ご自身の足を裏から見た時に、しっかり指の長さがわかるように見えるか、ちょっと埋もれるように見えるかどちらでしょうか。

後者の方だと、「あぁ普段、指を使って踏ん張っていない=歩いていないんだなぁ」ということがわかります。
こういう方は年齢に対して骨密度が低い傾向にありますし、身体の健康具合もどこかが常に優れない感じを見受けられます。

たとえばちょっと近くのスーパーに行くのも車に乗ったり、階段を使う習慣がなくなっていたりしたら、要注意です。
今より年を重ねた時に「よし、運動習慣をつけよう」ってまぁ無理なので、今の内から歩くようにしてください。

お腹の不調が気になるからといって、お腹だけを見てお腹をもみほぐせばすべてが解決するわけではありません。身体は全部つながっていますし、歩くことは基本中の基本です。関係ないと思うかもしれませんが、よくなりたいのであれば、“急がば回れ”です。

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