渋沢栄一の名言「論語と算盤とは一致していなければいけない」というのがあったり、『論語と算盤』というタイトルの本がありますが、ご存じでしょうか。
「日本資本主義の父」と言われていて、新一万円札の肖像に決定していますね。
私は会社員時代に、「論語と算盤」について新人研修を受けたときから、好きな言葉の1つとして胸に刻んでいます。
「論語と算盤」とは、社会貢献と利潤追求を両立させよう!という経営思想です。
世の中のすべてのサービスや事業所は、この考えがとても大切で、これがなければそのうち潰れると思っているのですが、中でもセラピストになる人は、より意識してほしいなと思っているので、そのことを今回のブログに書いていきますね。
セラピストになるなら『論語と算盤』
そもそも論語とは、孔子とその弟子の問答を(孔子の死後)弟子がまとめた書なんですが、上述したとおり、社会貢献と覚えていいかなと思います。
そして、算盤はお金を計算するものですよね。
社会貢献とお金の計算って、対極にあるイメージはありますか?
この対極してあるものをどちらか片方に偏るのではなく、バランスをとっていきましょう!という考えなんですね。
セラピストになる人は、次のような人が多い傾向にあります。
体調を崩した自身の経験から同じ不調に悩む人の役に立ちたいと思っている
薬に頼らないで健康維持する方法を伝えたい
疲れている女性に癒しを提供したい
社会のためとか、弱者のため、困っている人のためとか、そんな感じで起業開業を目指す人が多いし、このような志がないと、セラピストという仕事はできないと思っています。
特に腸もみなんてまさにそうで、「腸(という内臓)が好き」ってないじゃないですか。
「アロマが好き」とは違って「腸が好き」って、まぁないですよね。
でも腸もみセラピストになろうと思う人たちが全国にいます。それはなぜかというと、腸を整えれば様々な不調(便秘、下痢、生理痛、冷え、むくみ等々)が改善する可能性に大きな期待をしていて、腸もみができるようになれば、体調不良で困っている人の役に立つ、役にたちたい!と思われているからですね。
つまり、「論語」スタートなんですね。
ところが、事業をやっていくにはきちんと算盤感覚も持っておく必要があります。
適正価格で提供できなければ、そのうちお店は潰れてしまいますよね。続けられなければ、人の役に立つこともできなくなってしまいます。
だから、ボランティアが続かないんです。
無償でやってさしあげたい気持ちがあったとしても、それではいつか行き止まりますよね。長く続けられないのであれば、出会える人数にも限界があり、結局は社会貢献ができないのです。
じゃあ、算盤に偏ればいいのかというと決してそうではなく、儲けだけに走るセラピストからはお客様が離れます。儲けたいだけの人に、身体は触られたくないですもんね。
幸せ腸セラピー協会の腸セラピスト養成スクールでは、論語と算盤の両立マインドをインストールしていただけるようにカリキュラムを設定しています。
それはつまり、セラピストとして開業していきたいなら、夢で終わらせずに一緒に叶えよう!という気持ちでいるんです。
資格を取って終わり!にはしません。
一度きりの人生、夢を叶えませんか?
腸セラピスト養成スクールの無料説明会でお待ちしています。