2024年の12月、普段は快腸(朝起きてお水を飲んだら、そのままスムーズにお通じあり)の私が、便秘になってしまいました。
“朝寝坊してしまってバタバタして、トイレのタイミングを逃してしまった!”という一時的なことではなく、正真正銘の便秘です。
あ、便秘やなと気づく前から前兆はありました。ここですぐに何かしらの対処をしておけばよかったのですが、見て見ぬふりをしてしまいました。
この記事では、私が気づいた前兆と、対処方法をご紹介します。
もしかしたら「そんなことはすでにやった!けど、便秘が解消しない!」という方もおられるかもしれませんが…1週間くらい続いた不快な症状をどうやって元に戻したのかを、書いていきますね。
便秘のサイン?無視してしまった前兆とは
明らかに私は水分不足でした。
秋ごろから乾燥してきますが、暖房をつけると尚更乾燥しやすくなりますよね。「あー喉が渇いた!」と思ったときにはもう遅いと、よく言われますが、まさに「喉が渇いた!水!水!」となるまで、水分補給をしていませんでした。
こまめに水分をと、他人様に言っているのに…反省です。
そして朝ご飯を食べたり、食べなかったり…と、ムラがありました。
朝食を抜いて「1日2食」を推奨する人もいますが、私は基本的に「1日3食」をおすすめしています。自分の体調を考えた時に、1度にたくさん食べられないので、2食だとどうしてもどこかで間食をしてしまいます。間食が悪いわけではなく、結局は何を食べるかが大事なので、だったら1日3食をきちんと食べた方が栄養が摂れるからです。
11月の下旬から12月頭にかけて、朝ご飯を食べたり食べなかったりとムラが出たことで、体内時計も狂ってしまったなぁという自覚があります。体内時計が狂うということは、自律神経に影響を与えてしまうということ。便秘になったのは原因不明でもなんでもなかったのです。
便秘を加速させたこと
そんな前兆の次に、いよいよ便秘を加速させてしまうことを、私はやらかしてしまいます。
12月、旅行に行ってホテルに泊まった時、私は自分のパジャマを持参するのを忘れてしまいました。
あなたは旅行にいくとき、パジャマは持って行きますか?
旅館なら浴衣、ホテルならパジャマが置いてありますよね。そのホテルにもパジャマはあったのですが、だいたいホテルにあるパジャマって、ボタンワンピースみたいなものが多いじゃないですか。膝下くらいまで長いけど、ふくらはぎが寒い!私はいつも、パジャマの下だけでも必ず持って行くようにしているのに、12月という寒い時期に限って忘れてしまいました…。
もう、これが決定打。
やっぱり、足を冷やすのはよくないです。ほんとに。
便秘解消のために徹底的に取り組んだこと
便秘が長引くと、何をしても効果が出ない…ということにもなりかねません。長期の不調を改善するには、その期間以上かかると思っていた方がいいです(特に中高年は)。
そこで徹底的に取り組んだことは、次のとおりです。
- 喉の渇きを感じる前に水を飲む
- ふくらはぎのマッサージ
- 寝る前の腸もみ
とにかく水を飲む
コーヒー飲もっかな♪と思っても、いや一旦ここは水にしておこう…という感じで、水分補給のタイミングを増やしました。
ちなみにブラックコーヒーでお通じを促すこともあるので、まだ試していない方はやってみてください。(私は今回、コーヒー対処法が効かなかった…)
思っている以上に身体は乾燥していて、水が入ったコップに口をつけると、ごくごく、ぐびぐび飲めるんですね。これだけ、乾燥していたのか!と気づかされました。
ふくらはぎマッサージ
お風呂に入ったときに、毎日行っていました。
ふくらはぎを横から掴むように揉むほぐすのではなく、親指で真後ろからしっかり圧をかけていました。膝下から足首まで、縦に一点一点押すようにです。
そして、すねにある骨(脛骨:けいこつ/腓骨:ひこつ)に沿って、指圧していきました。
指圧するときは親指の腹を使うのではなく、もっと先の方の一部だけを使って、なるべくピンポイントで刺すように押します。
ツボを本や画像などで調べて、自分で押してみた時に、いまいち効果を感じられないとしたら、押し方が間違っている可能性もありますし、そもそもツボを素人が捉えるって結構難しいです。
ツボ1点を目掛けて押すのではなく、この辺りという線で押していくと、そのうちツボに当たるだろうというのと(笑)、経絡を狙っているので、「線」で狙います。
経絡というのは、、、ツボが駅だとしたら、駅と駅を結ぶ線路が経絡です。伝わりますか?「線」でとらえるから、すねにある骨に沿って上から下まで順に刺激を与えていきました。
寝る前の腸もみ
寝る前に仰向けになって、腸もみをしました。やっぱり硬い!痛くはないけど硬かったです。これはもし便秘じゃなかったとしても、身体に余計な力が入っていることになるので、よくありません。免疫力も落ちていくかもしれません。
あまり時間を決めずに、目を閉じてゆっくり腸もみをやっていきました。5分でもやった方がいいなと、改めて実感しました。
焦らず続ける
早く改善したいけど、焦るとよくありません。焦りが脳に影響を与え、それが腸に伝わります。
「どうせ改善する」と言い聞かせて、水分補給と足のマッサージ、腸もみを1週間ほど続けていったらよくなりました。
ただ、これは今回の私の場合であって、これをやっても反応がない人もいるかもしれません。
努力しているのに効果が見られない…これは、自律神経の乱れです。心も体も緩めて、スマホやパソコンもなるべく避けて、リラックスしていきましょう。
冷えもそうですが、自分が今「寒い」と感じているかとか、肌に触れて「冷たい」と感じているかどうかではなく、もっと奥の芯の話しです。ストレスなんて感じてないし…ではなく、とにかくリラックスしてみてください。
セルフケアに限界を感じたら、一度サロンで腸もみを受けてみてくださいね。