「腸活」って聞きますが、一体どんなことをすればいいのかご存じでしょうか。
食事制限、運動、それともサプリメントを摂ること…。想像すれば色々出てきますよね。
今回は「腸エステ」の効果やメリットを徹底的にご紹介します。よく聞く(というか、私も使っている)「腸もみ」と「腸エステ」は違うのかという点についても解説していきますね。美ボディと健康な腸を手に入れるためのヒントが満載です!
腸エステってそもそも何?
腸エステは、腸内環境を整えるためのエステティックケアです。一般的なエステと異なり、腸に直接働きかけることで、便秘解消、免疫力アップ、肌荒れ改善など、さまざまな効果が期待できます。
「腸もみ」との違い
「腸エステ」と「腸もみ」は、どちらも腸の健康を目的とした施術ですが、その内容や幅広さには違いがあります。
腸もみは、主に手技によって腸を直接刺激し、腸の蠕動運動を促す施術です。便秘解消や腸内環境の改善に特化しており、よりピンポイントなアプローチと言えます。
一方、腸エステは、手技や機器、化粧品などを使って肌そのものや身体を整える施術を指します。腸もみがお腹をもみほぐすことを指すのに対して、腸エステは「腸もみ」も含まれていると捉えていただいてよいかと思います。
現状としては、エステサロン(エステティシャン)が腸に特化した施術を提供する際には「腸エステ」と言う傾向があり、それ以外(エステとは言わず、トリートメント等と謳っているリラクゼーションサロンやセラピスト)は「腸もみ」と表現しています。
エステは美容目的であるのに対し、リラクゼーションサロンはそのままリラックス目的であったり、美容というよりは健康に目を向けているのもそれぞれの特徴だと思いますが、特に決まった線引きはありません。サロンのホームページをご確認いただければ、あなたに会うかどうかはある程度見分けられるのではないでしょうか。
美容が先か、健康が先か
これまでの考え方としては、「健康があってこそ美容が手に入る」というのが一般的でした。腸活で考えてもそのとおりで、便秘を放置したままで美肌を目指すなんてムリな話なんです。肌の状態は内臓を映し出す鏡と言われていますから、健康が先というのがごく当たり前に言われています。
ところがここ最近は、「美容が先」との考えも認められてきました。
高齢者施設などで美容(メイクやネイルなど)の出張サービスがあり、それを受けた高齢者が笑顔になり、部屋にこもりがちだった方も外に出る意欲を取り戻した話しはよく見聞きします。
資生堂さんのセミナーを健康博覧会で受講したことがあるのですが、まさに美容が先で、そこから意欲がわいて健康に繋がったという例もありました。
このことから、「美容が先でも健康が先でも、どちらでもいい」というのが私の考えになりました。「腸エステ=美容」「腸もみ=健康」という風潮がなんとなくありますが、その効果もただメニューの名前だけで判断するのは難しいかと思います。
腸エステで期待できるメリット
腸エステを受けることで期待できると言われている代表的なものをご紹介します。
- 便秘が解消された
- 肌の調子がよくなった
- 免疫力がアップした
- ストレスが軽減された
ちなみにいずれも「腸もみ」を受けることで期待できるものと全く同じです。笑
腸エステを受ける際の注意点
腸エステを受ける際は、以下の点に注意してください。
当たり前ですが、サロンによって施術内容や料金が異なります。またサロンが掲げるコンセプトも確認しておくと、施術を受けに行ったときの違和感がなくなります。
体調が悪い場合は施術を控えましょう。腸もみを受けて免疫力が上がって体調がよくなるかなというイメージもありますが、巡りがよくなって怠く感じることもありますので、体調が悪い時は家で温かくして寝てください。
また、腸もみにかかわず、ボディケア全般に言えることですが、施術前後はなるべくアルコールを取らないようにしてくださいね。
効果を実感するためには継続することが大切です。無理のない範囲で続けましょう。どれくらいの頻度で通うのが理想的か、よく聞かれるのですが、「月1回」だと現状維持だと思っておいてください。月1回のペースで通ったときに、「前よりいい」とはなりにくいです。もちろん、リラクゼーション目的であれば、来店頻度は自由です。
まとめ
腸エステは「腸もみ」を含む、包括的な施術であることをお伝えしました。ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
ちなみに幸せ腸セラピー協会は「腸もみ」で、アロマオイルを使った施術も行っております。