東洋医学の腸もみ資格取得講座
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イライラ・肩こり・目のかゆみ…芽吹く春の養生法

2025/03/11
目のかゆみ
さあ、3月です。東洋医学的には、肝(木)のエネルギーの乱れに注意が必要なシーズンです。

体が冷えて、風邪をひきやすい冬に比べると、もしかしたら春になった方が体調が安定すると思われるかもしれませんが、春はデトックスの季節ですので、自律神経が乱れて様々な不調が出やすい季節です。

春は花粉症が気になりますよね。
また、4月の生活スタイルの変化(進学、就職、それらに伴う引っ越しなど)に伴い、3月は準備に追われてバタバタしがちです。

一人ひとりの体質の差はあれど、春に起こりやすい体調不良と、なるべく薬に頼らない方法でどう対処するのがよいのかを、この記事ではお伝えしていきます。

肝(木)のエネルギーとは

東洋医学では、万物は木・火・土・金・水で成り立っていると考えられて、私たちもすべてのエネルギーを持ち合わせています。

その中で「木」は肝臓や胆のうといった臓器や、怒りという感情までも該当します。

また、春は「木」に該当するので、この季節は「肝・木」のエネルギーの乱れに注意しましょうということです。

春に出やすい体調不良

個人差はありますが、春に出やすい体調不良は次のとおりです。
  • イライラ、怒りっぽい
  • 目の不快感(充血、かゆみ)
  • 花粉症(涙、鼻水)
  • 肩こり
  • のぼせ
身体の上半身に現れる不調が多いです。
冬の間に溜まったものが、春の芽吹く時期に一斉に外に向かって出ていく感じですから、吹き出物が出ることもあるかもしれません。

これからやってくる4月に向けて、春はスタートの季節というイメージがあります。特に進学や就職、転職といった新しい環境に身を置く方は、緊張と気合いで心と体が張りつめている人もいらっしゃるでしょう。

「いつもと違う」「これまでと違う」という環境は、その環境の善し悪しに関係なく自律神経が乱れやすくなるので、「なんでかわかんないけど、ちょっと調子が悪い」ということが出てくる可能性があるのです。

春の養生法

このような不調が出ることがわかっているなら、なるべく早めに対処したいですよね。

私が何度もお伝えしている健康の三原則『栄養・運動・休養』に分けて見ていきましょう。

春の養生法~栄養

  • 春菊やタケノコなど、旬の食材を摂る
  • 酸味のあるものを摂る
  • 食事のときに緑茶を飲む
もちろん、一点集中のような食べ方は避けてください。水分補給のメインはお水であることは変わらず、解毒作用を期待しての緑茶です。

春の養生法~運動

  • ウォーキング
  • 午前中に行動する
運動は常々ウォーキングを勧めておりますが、特に春の養生法としては歩くことが一番なんです。

冬の間に縮こまった体を伸ばし、足元から巡りをよくするようにすることは、のぼせへの対処の一つです。

春の養生~休養

  • 早起きをする
ゆっくり休みましょう!ではないんですね(笑)。早起きをして午前中から行動し、休息は午後に取るようにしてください。

ただ、環境の変化があった方は、その日の疲れをその日のうちに取れるように、早く寝て睡眠時間を確保しましょう。

自律神経の乱れには腸もみ

デトックスや自律神経の乱れ…この辺りに関係しているのが、まさに腸です。

午後のリラックスタイムや、夜寝る前に、お腹をゆっくり撫でながら長く息を吐き、肋骨のすぐ下をマッサージして張りを解していきましょう。
花粉症対策にも腸活は有効です。

明るく軽やかな春を楽しめるよう、春の養生法を取り入れてください。

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