腸もみの技術を身につけて、専門サロンで開業するのもよし、腸もみ以外の施術もできるようになっておくのもよし、です。
最近では、フェイシャルなどの施術ができるけれど、腸もみも取り入れたい!というセラピストさん、エステティシャンさんもいらっしゃいます。
これから学ぶ人にとっては腸もみ以外に何を取り入れたらいいか、迷いますよね。ヘッドスパも気になるし、よもぎ蒸しを取り入れているサロンもよく見るし…。
この記事では、腸セラピストに関心のある人に向けて、腸活的にはどんな施術をプラスするのがいいかをお伝えします。
「おすすめしない取り入れ方」もあわせてご紹介しますね。
腸もみと相性のよい施術3選
腸もみの他に、次のような施術ができると、腸活の相乗効果が期待できるかと思います。
- ハンドトリートメント
- フットトリートメント・足つぼ・リフレクソロジー
- ヘッドスパ
ハンドトリートメント

ハンドトリートメント単体では売れないと思いますが、オプションメニューとしてはおすすめです。いや、現場のセラピスト目線で言うと、腸もみメニューにひっくるめてもいいかもしれません。
というのも、多くの人は腕がどれくらい疲れているか自覚できていないのと、腕をほぐすことが何に繋がるか、腕が凝り固まったらどうなるかはあまり知られていないからです。
私たちの身体の部位で、最も酷使しているのが腕で、スマホやパソコンを一日の中でよく触っているのなら、ハンドトリートメントはおすすめです。
腕をほぐすことで肩こり解消にもなりますし、消化器系をほぐすことにもつながるのです。
私はあるリラクゼーションサロンに行って「肩こりがひどいので、ハンドトリートメントのオプションをお願いします」と言ったら「さすがですね!」と言われたことがあるのですが、腕と肩が繋がっていることを理解しているからの選択だったのです。
フットトリートメントやリフレクソロジーなど
二つ目は足の施術です。フットトリートメントやリフレクソロジー、足つぼとひとまとめにしても、太ももまでしっかりほぐすのか、足裏中心なのかという差は多少ありますが、私たちの身体を支えている足をほぐすことはオススメです。
個人的にはふくらはぎをしっかりほぐせる施術がいいかなと思います。ここが冷えるだけで腰痛や便秘にも繋がるからです。
ヘッドスパ
「脳腸相関」という言葉があるように、腸と脳は互いに信号を送り合っているので、プラスするならば、頭をほぐす施術もいいですね。
ただ、サロンに行くのが好きな私の正直な意見としては、ヘッドスパに関してはセラピストの上手い下手が結構はっきりしているなと感じます。
美容師さんもヘッドスパを取り入れていらっしゃる時代ですから、ヘッドスパを学ぶ際には、まずはお客さんとして受けてみて、自分で納得がいく施術を選びましょう。
間違った“他の施術”の取り入れ方

腸もみに何をプラスするか、どんな施術を学ぶかは自由で、もちろん上に挙げたものがすべてではありません。
ただ、「こんな考え方ではどの施術を学んでも意味ないよ!」というのがあるので、お伝えしますね。それは・・・
お客様の悩みやニーズを無視し、セラピストの思い込みで導入すること!です。
「よもぎ蒸しを入れているサロンが多いから、うちにもあった方がいいかな」ように、お客様やサロンのコンセプトを無視した決め方はよくありません。
様々な手技を学び、多くの(民間)資格を取って、メニューもずらりと並べて「何でもできますよ!」というサロンもありますが、お客さんからしたら「私にピッタリのメニューはどれ?」と、結果的に迷わせることになります。
何を導入するかは、セラピストのこだわりもあるでしょうが、あなたのサロンに足を運ぶお客様目線を絶対に忘れないでくださいね。
手技以外でもメニューは作れる
腸もみ+○○…どんな施術ができるといいのかについて書きましたが、何も施術にこだわる必要はありません。
セルフケア講座とか、生活習慣アドバイスとか、施術以外にもできることはあります。
幸せ腸セラピー協会では、セラピストさんオリジナルの講座を作るサポートもしていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
まとめ
腸もみ以外にも何かプラスしたい、お客様の役に立つことがしたい!と思われる方に向けて、何を学ぶのがいいのか解説しました。
幸せ腸セラピー協会の腸セラピスト資格講座では、腕・脚・背中・デコルテもオイルトリートメントができるようになるオプションメニューをご用意しています。こちらは全部学ぶと全身施術ができますし、お好きな部位を選んでいただくことも可能です。
あなたらしい腸もみサロンを開きませんか。